撫子凛/文フリ東京41南1-2H50さんのプロフィール画像

撫子凛/文フリ東京41南1-2H50さんのイラストまとめ


画家、イラストレーター。日本美術、着物、仏像、歌舞伎、江戸時代が好き。📖商業書籍『日本髪の描き方』『小袖雛形ファッションブック』『イラストでわかるお江戸ファッション図鑑』など。同人誌 通販→ nadeshicorin.booth.pm お仕事のご依頼→[email protected]
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踊りを披露する上方の遊女。一般的に寛文美人と呼ばれる様式です。17世紀後半。大胆で豪快な花模様は寛文小袖の特徴。髪型は根結い垂髪で、髱に膨らみを帯びたものは元禄頃まで結われました。無款『舞妓図』ヨリ

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雪の日の装い。道中着(コート)を着物の上から着ます。背中部分がボコってなるのが萌え。菊文様の道中着が華やかで、裾の青海波で泳ぐ水鳥がまた可愛すぎやしませんか。雪だってオシャレに気を抜かないのが江戸女子です…尊敬。
歌川国安『東都名所ノ内・梅若塚木母寺』ヨリ

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【お染】明治時代の髪型ですが(可愛くて描きたくなったもので)。若い娘の代表的髷「桃割れ」に橋を掛けたような髷です。歌舞伎のお染久松から呼び名がつきました。うしろの丈長の見送りがとってもキュート。

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江戸時代後期の大奥女中。片はづしに、お歯黒をして眉を剃っています。裾を引きずらないように、しごきで結び、足元は白足袋と重ね草履の外出バージョン。武家の女性は古典的でシンプルな柄を好むイメージ。
歌川国貞『亀戸藤ノ真盛』ヨリ

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寛政年間(1789〜1801)頃の芳町の陰間。陰間とは男娼の通称で、元々は年少の歌舞伎役者の売色がルーツ。この頃になると陰間産業は下火になってくる。桜文様の振袖羽織がとて可憐。
『江戸風俗図巻』ヨリ

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【志の字髷】江戸時代中期。本来は幕府・大名の下級女中の髷が、庶民の間でも結われるように。笄髷の一種。春信や歌麿の浮世絵にも登場。髷かけの縮緬がリボンのようで可愛いです。(御殿女中は布はかけない)「島田くずし」とも呼ばれる。#江戸御髪

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江戸時代後期の花魁。半幅帯を簡略的に締めて、額仕立ての中着を羽織ってるので、これは寝間着の状態。「額仕立て」とは襟・袖口・裾を胴部分と違う布で仕立てたもの。格子柄にヘチマの絵柄が可愛すぎる。
渓斎英泉『おゐらんだかがみ 日本堤景』ヨリ

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【割鹿子(わりかのこ)】江戸時代後期〜幕末頃。根の左右に輪を作り、その髪先を笄に巻きおさめ、髷かけ(飾り)に鹿の子縮緬をかけます。若い娘や主婦、料理屋の仲居まで幅広く結われた髷。切り前髪は粋筋の間で流行しました。けだるい感じで好き。

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