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わかっとるよね、このままじゃいけんことくらい。わかっとるよね、なんとかせにゃいけんことくらい。わかっとるよね、じぶんだけとりのこされとるきがすることくらい。わかっとるけど、どうしてもむりなんよね。すきで、のぞんで、じぶんのいしで、こうしとるわけやないんよね。なでなで。
「はんぶんこ」って、へってしまうきがするけど、ちがうんだよね。 たとえば、すこしのたべものでも、ひとりじめしないでわけあえば、おなかいっぱいになれないけど、むねはいっぱいになるし。えがおのかずも、うんとふえたりするし。 へるのにふえる「はんぶんこ」は、けっこうつかえるまほうだね。
だれかにとっては、かんたんにとびこえられる「みずたまり」かもしれないけど。じぶんにとっては、とびこえられない「うみ」なんだ。じぶんのつらさは、むずかしさは、じぶんのきじゅんではかるものなんだ。
きみのこころに、こんなかんじでいつも「どあっぷ」にうつるくらい、そばにいるよ。なでなで。
いつでもなにがあっても きみがぼくのみかたで いてくれてるように いつでもなにがあっても ぼくはきみのみかたで いるからあんしんしてね 「ちからもち」じゃないけど 「おかねもち」じゃないけど 「きもち」はあるからね なでなで。
さむいとさみしくなるのは 「さみい」と「さみしい」が にてるからなのかな こんやもひえるかもだから あったかくあったかくしようね なでなで。
なんねんすぎてたって、おぼえてるよ。いまどこにいたって、きにかけてるよ。なにしてたって、しんぱいしてるよ。だれといたって、おもってるよ。あのときがどうだって、かわらないよ。はなれてたって、はなれてないよ。いつだって、ここにいるよ。あいかわらずで、いるからね。なでなで。
「がんばってない」と「がんばりたくてもがんばれない」は、なかなかみわけがつかない。だから、ていねいにみつめなきゃいけないはずなのに「おまえはあまえてるだけ。がんばってない!」って、きめつけて、せめられたりするんだよね。あまりにつらすぎて、わらえないんだよね。なでなで。
なんでもそうだけど とにかくほんとにただ 「おしつけないでほしい」 ってことなんだよね なでなで。
「ひとのせいにしない」も、1つのいきかた。でも、それがつよくなりすぎて「ひとのせいにしてるやつがいるぞ!だめなやつだ!」ってせめるようになって、ほんとうにだれかやなにかのせいでくるしんでるひとが、SOSをだせなくなることだけは、ぜったいにさけなきゃいけないね。