岡江 門（途方もない妄想に取り憑かれた男）さんのイラストまとめ

男の人は新幹線

エキをびゅんびゅん飛ばす

これを下ネタと馬鹿にするなかれ

ここには深淵なる奥義が隠されている

「こだま」よりも「ひかり」は早く

「ひかり」よりも「のぞみ」は早い

わかるかな？

わかんねえだろうな

松鶴家千と千尋だよ

【与謝野晶子『みだれ髪』とアート】

やれ壁に チチアンが名は つらかりき
湧く酒がめを 夕に秘めな

この短歌の題材はティツィアーノ・ヴェチェッリオ『アンドロス島のバッカス祭』だろう。

愛する人バッカス（ディオニュソス）との逢瀬を待ちきれず、湧き出る葡萄酒の中で身もだえるアリアドネ。

ビリー・ジョエルはニューヨーク・サウスブロンクス生まれでロングアイランド育ち。

ロングアイランドといえば「HALF A MILE AWAY（自由への半マイル）」で有名なアミスタッド号事件があった場所。

「AMISTAD」はスペイン語で「友情」だから、最初はこっちのことかと思った。

悪くない…

むしろ僕もネズミと業務提携したいくらいだ…

@Yomoyamasakane ツルヤナンボク！関西弁の練習のために創り出したキャラクターでした！僕も彼のこと好きなので、いつか復活させたい！

『千と千尋の神隠し』の冒頭に「KINOKUNIYA」の袋が映る。

紀伊国屋といえば文左衛門。

紀伊国屋文左衛門は「ふいご祭り」で必要なミカン（黄金の象徴）を上方から江戸へ運んで巨万の富を得た。

しかし惚れた花魁のためにその富を吉原で散財した。

これが釜爺とカオナシに投影されたわけだ。

きっと宮崎駿監督は気付いたんだろうな。

映画『TITANIC（タイタニック）』で語られるローズの回想は、すべて妄想と捉えることも出来ると。

ローズの語る「私が愛した絵描きのジャック」はアドリブで作った嘘のストーリー。

『ユージュアル・サスペクツ』の「カイザー・ソゼ」と同じトリックだ。

『千と千尋の神隠し』のラストシーン。

時計塔のトンネルから出て来た千尋の髪留めがボンヤリと光を放つ。

まるで生命が宿っているかのように。

なぜ宮崎駿監督はあんな終わり方にしたのだろう？

なぜハクとの再会を描かなかった？

それを読み解く鍵は、理砂のメッセージ「また会おうね」だ。

『踊り子』の二人の恋は行き詰っていた。

具体的には説明されないが、かなりヘビーな問題があったようだ。

だから「僕」は「林檎の花が咲いてる暖かいところ」に行きたいと願った。

どこにあるのか知らないが、そこでは男と女が何の心配もなく暮らせるという。

きっと楽園のような場所なのだろう。 https://t.co/gAFSoFW1C3