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遠征先の村で出会った盲目の少年、籠目(かごめ)。本来生まれる前に死ぬはずだった彼は、羽蛇神が憑いたことで生き永らえました。物語に介入する能力を持ち、 悲劇の遇因を吸収して自分の力にし…何時か村を消滅させるつもりでした。しかし陰陽師さんと共に過ごす事で、彼は考えを変えていきます。
鶴姫(つるひめ)は星辰によって生み出された空想の存在です。本来実在しないはずの彼女ですが、陰陽師さんの式神となる事によって現世に顕在化できていました。星辰の死後も自分が存在し続ける"理由"を探るため、籠目に同行しています。口が悪い彼女ですが、その言葉は核心を突きます。
悉伽羅(しつから)は崖の底に住む邪神です。獣の部位を集めるのが好きで、死にかけの獣たちを傀儡にして操っておりました。白南風の転落後、狐狸を襲うつもりでおりましたが、籠目によって吸収されてしまいます。
赤門狸(あかもんだぬき)は狐狸の里に住まう狸の妖怪です。白南風に付きまとう黒乃を鬱陶しく思っており、彼を諦めるよう黒乃に告げましたが、それが原因となり黒乃は自らの羽根をむしり取りました。一方で、首吊り狸の事を案じるなど、同族に対しては仲間想いの女性だったようです。
兎丸(うさまる)は肉食の兎です。因幡の黒兎の命により、陰陽師さん達に襲い掛かりました。しかし非力な彼女としては弱肉強食を旨とする因幡の黒兎には従う気にならず、あっさりと勝負をやめ、陰陽師さん達に情報を伝えました。
狼火(ろうか)は狼の一族の青年です。狼の一族は弱体化しており、一族の為に自分が強くならなければならないと考えていた狼火は己の血肉にするため角兎を狙っていました。因幡の黒兎に角兎失脚の話を持ち掛けられますが、仲間を売る男は好きになれず、最後はその事実を他の兎に伝えました。
毛羽亀(もうき)は森で唯一不老不死の力を持ち、現在最も長生きしている亀です。のろまな性格で角兎に虐められていますが、彼女と友達になりたいようです。角兎にかけっこの勝負を挑まれた彼女は、自分が勝ったら友達になって欲しいと言いました。
高岡の兎狸(たかおかのうさぎだぬき)は兎に化けた狸で、狸に見えますが兎だそうです……あれ?どっちでしょうか。毛羽亀の不老不死の力を得て兎の長になりたいようでしたが、本心だったのかはよく分かりません。毛羽亀を倒すため、因幡の黒兎を連れてきます。
羽織お化け(はおりおばけ)は織鶴が魂織りに失敗した魂が妖怪になったものです。非常に凶暴で作った織鶴にすら襲い掛かります。自分を作り出した衣織を出来損ないと蔑むその声は、嘲笑と怨嗟が入り混じるようでした。
竜宮王(りゅうぐうおう)は乙姫の父です。娘の為に縁談を手配しましたが、結婚を嫌がる乙姫には相手にされません。乙姫を自由にするため玉手箱を持ち出そうとする碧丸を叱咤しましたが、その時にたまたま玉手箱が開いてしまい、その力を制止するために命を落とします。