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後藤護🪬𝕲𝖔𝖙𝖍-𝕺 𝕸𝖆𝖒𝖔𝖗𝖚さんのイラストまとめ


暗黒ワクワク学者。小学二年チェイ。『黒人音楽史 奇想の宇宙』(中央公論新社㊗️3刷)で第1回音楽本大賞「個人賞」を受賞。その他の著書に『悪魔のいる漫画史』(blueprint)、『ゴシック・カルチャー入門』(Pヴァイン)。『博覧狂気の怪物誌』(柏書房)、『日本戦後黒眼鏡サブカルチャー史』(国書刊行会)を準備中。
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『ディナー・イン・アメリカ』観た。ベン・スティラーのプロデュース作品で、オタク女子がたまたま家にかくまった指名手配犯が、実は大ファンだった覆面ハードコアパンクバンドのボーカルだった、というナードコア・ラブコメ。主題歌が舌ったらずな中華ピクシーズという感じで良い! 9/24から劇場公開

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プレエミネム時代のデトロイトシーンを代表するラッパーEshamの『KKKill the Fetus(KKK胎児殺し)』がアメリカ黒人の抱え込む人種的パラノイアと解剖学趣味を融合させた「ブラック・フランケンシュタイン」(E・ヤング)的一作、ホラーコア美学の極北だと思っております。 https://t.co/zRyGcwt0c3 https://t.co/YLJC3TRl8H

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シリアルキラーや人肉食についてラップする「ホラーコア」という悪趣味ジャンルがありますが、Big Lurchという元ラッパーは実際にルームメイトを殺害して解剖、肺を引きずり出して噛みついた上、その肉を喰らった佐川一政に対応する人物。『It’s All Bad』と『Da Family』という2作の音源を残している

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この本ダニエル・ジョンストンやアニマル・コレクティヴまで「パンク・フォーク」の射程に入ってて驚愕。最近は名前聞かなくなったが自分が大学生の頃(もう10年前…!)はアニコレ聴いてない奴は(※インディー好きの間では)人間扱いされませんでした。この系譜作りならFleet Foxes入れてもいい。 https://t.co/0HKSKnn7sD

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Babette Babich『The Hallelujah Effect』はなんとレナード・コーエンの名曲「ハレルヤ」の「ハレルヤ効果」なるものを検証する一冊で、これもAshgate Popular and Folk Music Series。著者はニーチェ研究者のよう。エリザベス・シューエル『オルフェウスの声』と並べたくなる表紙です。

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『Punk Aesthetics and New Folk: Way Down the Old Plank Road』
ジョアンナ・ニューサム、ボニー・プリンス・ビリーなどのIndie Folkから遡り、ビーフハート〜ヤンデックなどアウトサイダー系フォーク、ジョン・フェイヒ〜ハリー・スミスまで貫くフォークの「パンク美学」を剔抉した凄そうな本!

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スイカと黒人の結びつきについて調べてみると、Memorabilia(お土産、記念品)がキーワードだと分かる。白人がつくったポストカードや人形に、黒人差別のテンプレが残っている。『The Art and History of Black Memorabilia』は特に気になる一冊。

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CRAWFISH BLUES - Zutty Singleton's Creole Band 1944
映画で「ザリガニ食わなきゃブルース演れねえ」なる名言があり、調べたら「ザリガニ・ブルース」も存在した。プロフェッサー・ロングヘアの名盤『ザリガニ祭り』もあるし、ソウルフードとソウルミュージックの関係は深い
https://t.co/lFQ7BMSJRH

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ゼロ年代以降のプリンスの活動ってほとんど知らなかったから今追いかけてるけど、低評価のわりに聴いてみるといい作品が多い。予めリスナーが求める水準が高すぎるのでは? 『屠殺場』って配信オンリーのアルバムとか好みすぎる。

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リアクション・ブックスから2018年に刊行されたグレッチェン・ヘンダーソン『Ugliness: A Cultural History』をさきほど注文。ざっと見ただけでトルコ語・スペイン語・中国語・韓国語に翻訳されていて、世評は高そう。高額なエーコ『醜の歴史』に対し、こちらはペーパーバックで千円台と格安。

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