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欧州では16c半ばから17c半ばまで、スペインのフェリペ4世に禁止されるまで男も女も子供も首回りに取り外し可能のラフを着用した。デザインは次第に派手になり富と地位の象徴に。エリザベス1世の肖像は全て異なるラフをつけている。一般に男のラフは小ぶりだがイケメンの首に撒かれると何とも色っぽい。
中世人の親友は犬である。14世紀にはグレイハウンド、マスティフ、ライマー、スパニエル、レイチズ、テリアなどが犬種として存在。雑種もいた。ある著者は人間に忠実な犬について、犬の心には常に主人がいて、主人が犬をむち打ちしても尻尾を振って主人の前に横になる。常に主人に従うと書いている。
ルネサンス芸術はマニエリスム期になると次第に左右対称や遠近感を失って妙に引き延ばされ歪んだ人体や背景が出現。時の経過も1枚の絵の中に同じ人物が複数描かれ示された。写本は時代の様式を積極的に取り入れたので15c末になると同一人物が一葉の中に複数描かれている。15c中頃ドイツの漫画風写本。
美男達。新古典派のトルバルセンの《羊飼い》のみが、その理想とする古代ギリシアの美のイデアと一糸纏わぬ姿を制作。兄カインに殺された《アベル》は新古典派の終焉を予感していたジョヴァンニ・デュプレの作。陰部は隠されている。主に20世紀に活躍したソモフとペトロフ=ヴォートキンも巧みに覆う。
Happy Easter Sunday !
May the peace of the risen Christ be with you, today and always.
イースターエッグを頂き、ロシアではクリーチというパンを食べ朝食後に教会へ。スカーフで髪を隠し堂内に入るとドームには'ハリストス復活'の赤いイニシャル。写本を見ると、ドヤ顔で復活しているイエスも。
#ManuscriptMonday
天使は霊的な存在か肉体を持つのか8世紀の教父達も悩んだ。後に天使は霊的な存在だが時に人の目に見える姿をとると。聖書には天使の翼の記述は少なく翼が描かれた最古のものは4世紀末。天使に性別がないという根拠はマルコ伝。15世紀の写本では神が創造した天使は大気を満たす霊だ。
キリストと同じ傷が現れる聖痕を最初に体験したのはアッシジのフランチェスコ。祈っている折に6翼の天使が十字架に掛けられて現れたことに気づいた彼自身も痛みと苦痛を感じた。この出来事はジョットらに描かれ多くの写本にも似た構図で描かれている。中世には著作権はなく誰もが模写する如く描いた。