20世紀初頭の空の色        Цвет неба начала 20-го векаさんのプロフィール画像

20世紀初頭の空の色 Цвет неба начала 20-го векаさんのイラストまとめ


ヨーロッパ中世の写本。ロシアの19世紀末から20世紀初頭の文学、芸術、デザイン、建築。ロシア帝国。ロシアの皇族と貴族。ロシア革命後のソ連時代。アンティーク。Amazonで『フェリックス・ユスポフ公爵の暗殺計画』と、スターリン時代に弾圧された詩人、芸術家の悲劇を描いた『女たちは列に並んだ アンナも列に並んだ』を出版中。

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ペテルブルグは川と運河で編まれている。島も多く、どこに行くにも橋を渡らなければ辿り着けない。メトロも運河の下、地中深く走っている。帝政時代には浮き橋もあった。エッフェル塔の建設者が設計した橋もある。宮殿の庭園内にも小川があれば橋がある。崩落後に美人のスフィンクス像に飾られた橋。

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帝政ロシアを魅了した詩人アンナ・アフマートワ。革命後、夫が反政府陰謀の加担者とされ銃殺。一人息子も逮捕、生死すら定かではない。彼女は17ヶ月間監獄の前の差し入れの列に並び発表の宛もない詩『レクイエム』を執筆。ショスタコーヴィチが詩に作曲。21世紀、エイフマンが監獄を舞台のバレエを発表

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2014~15年にペテルブルグに住みアレクサンドリンスキー劇場でエイフマンの'レクイエム'と'罪悪の彼岸(小説版「罪と罰」)'を観て熾烈な衝撃を受けました。ペテルではすでに「アンナ・カ・・」や「ロダン」は見られなくなり今回東京で初めて観ました。次回は是非'レクイエム'と'罪悪・・'を観せて下さい

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木馬の玩具は幼少時代からの憧れだった。今でもアンティークの木馬や移動遊園地の古い多色のキラキラした回転木馬には心惹かれる。昔の貴族の広々とした子供部屋に残る木馬を見るのも楽しい。某国の極度に凝縮された室内では子供たちも大きな木馬では遊べまい。買うなら小物。それでも全ては一点もの。

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古い店舗が軒を連ねるパリやモスクワのギャラリーや、中庭に見立てたロビーの吹き抜けに光を注ぐペテルブルグのホテル「ネフスキー・パレス」のお洒落な硝子天井、同じ街の年中無休24時間開いている中央郵便局の天井は大規模な鉄と硝子の宮殿。その郵便局では50年以上も前の価値ある切手も売っていた。

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ペテルブルグの建築物の玄関を潜ると魅力的な欄干で飾られた階段やその奥の謎めいた薄暗い廊下、ステンドグラス窓の付いた踊り場に惹き寄せられる。最初の写真はペテルブルグの中心部から遥かに離れたエレーギン宮殿の入り組んだ階段。次の写真は国立図書館の隠れ階段。どんな古い資料へと辿り着くのか

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プラハの建築物はロシアと同様、多くが彫像や浮彫で装飾されているが、ミュシャかウィリアム・モリスかと見紛うほど繊細なアールヌーヴォーの絵や植物文様が壁面を飾っていることも多い。中央郵便局は内部の壁には華美な絵、恐らく昔は中庭だった場所はガラス張りの天井が張られたホールになっている。

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モスクワのメトロの駅。ブロンズの等身大の彫像群がソ連の人民を力強く表現している駅。金属の列柱の走るマヤコフスキー駅にはライトに照らされたソ連で人気の34の絵柄のモザイクがある。爆弾テロのあったパルク・クルトゥール駅は修復後、チェスや模型飛行機で遊ぶソ連の少年たちの浮彫などが蘇った。

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奇岩に囲まれたモンセラット修道院の周辺は聖なる遺跡の宝庫である。教会に祀られた黒いマリア像が発見されたサン・コバの洞窟を訪れた。奇岩に沿って足場の悪い小径を徒歩で行くと、岩のあちこちに「ロザリオの秘跡」を表す15の記念碑が建てられている。第1秘跡はガウディ作の「キリストの復活」。

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プラハの街を歩いていると旧市街も新市街もユダヤ人街も見飽きることがない。そこではロマネスク、ルネサンス、バロック、アールヌーヴォーなどあらゆる様式を観ることが出来るからだ。建物の全体を眺めるのも楽しいが窓とか屋根など細部を見るのも興味深い。アールヌーヴォーの扉と古いバロックの扉。

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