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「地球連合機が7機高速に接近してきます!」
「つ、強い!え、エース部隊だ!!」
「うろたえるな!!我々の要塞”ハルオラ”は簡単にはおちん!!兵器の貯蓄も十分ある!!所詮2桁もいかない...!この我らテンヤーのハルオラ要塞に勝てるとで...」
《ええ、勝てますとも》
「例の”ブツ”はこいつらか?」
「あぁ、ボスの野郎”楽しむ”前にもう連れていくっていいやがった」
「お前、捕獲する際に危うく殺しかけたと聞いているぞ。今度は気を付けろ」
「了解」
「「...」」
「さて...おぉ両方いい顔してるじゃねぇか。こいつは胸も...」
「...っ」
(リリィちゃん...!)
#30MMSGEP1
テンヤー殲滅戦その6
「774と”おまけ”を捕らえたとは本当か?」
「はい、写真をどうぞ...」
「っ!おお!!よくやった!間違いなく774だ!」
「良い仕事が出来て何より」
「至急そちらに回収部隊をおくる!無論、報酬金をもっていかせよう!」
「ありがとうございます」
「俺らも行く。隊長、俺らは必ず勝つ。奪われたものは取り返す!」
「...そうだよ!...私達は負けない!二人を傷つけさせたりしない!邪魔な奴は...全員叩き潰す!」
「...隊長、俺達は...アルヴァ部隊だ。...必ず、必ず勝てる」
『......』
「援護は任せて♪さぁ!王子様は姫様達を助けに行くの!行ってきなさい!」
「拠点占拠は私とアハトの出番ですわ!!必ず二人を助けましょ!」
「このまま好き勝手にやらせてたまるか!二人を助けてテンヤーをぶっ飛ばそうぜ!!」
「皆思いは同じじゃ!隊長、二人を頼む!お主が頼りじゃ!」
「出撃って...無茶です!連合軍の援軍が来るまでは...」
「間に合わない。二人を無事に助けるためには今しかない!」
「なら俺らが囮になる。その間に二人を連れて帰ってこい!」
「ヴォルド!」
「古参である私達をもっと頼ってください。大丈夫です。私達だけでもやれます」
「アイネス...」
情報はそろった。
二人の居場所はリリィの思念の痕跡をたどれば俺が特定できる。
そして機体の調整も今終わっている!
「...局長。私は...俺は行きます。二人を助けに。」
「...出撃を許可します」
「局長...ありがとうございます」
「礼は二人を救出してからにしてください」
「...はい」
「...ここから一番近いテンヤーの拠点はまさか」
「...殲滅作戦予定の旧地球連合基地”ハルオラ”です」
「まずいの..情報だと奴らは無人機や傭兵を使って基地の守りを固めてる。我々だけでの攻略は骨が折れるぞ」
「でも時間がありません!早く助けないと二人がどうなるかわからないんですよ!?」
#30MMSGEP1プロローグ
テンヤー殲滅戦その4
「「誘拐っ!?」」
「間違いない!二人は計画的に誘拐された!EXMを使い、犠牲を出してまでな....!」
「そんな....!」
「お姉ちゃん...!」
「リリィとアリアは無事のようだが...隊員の運転手は...」
「...こんな馬鹿なことする奴に心当たりは?」
男が投げたマッチの火は液体に燃え移り炎となる。
炎は車を一気に包み大きく燃え上がった。
「ひ...ひどいよ...」
「撤退だ。行くぞ」
「ほらっ!さっさと歩け!!」
抵抗むなしく私達は車に引きずり込まれる。
私達は彼らに何処へ連れてかれるのだろうか...
『...カイエル聞こえる?』
END