//=time() ?>
後援サイド
「艦長!敵基地から妙な電波を感知!これは...暗号です!」
「解読できる?」
「はい!...これは...緯度、経度...座標?」
「...まさか」
「っ!最後に”アメジストフラワー”と!」
「本物です!至急、隊長達に連絡を!」
「ジャミングが酷いですがロロナちゃんを経由すれば...!」
『嬢ちゃん!こっちの封鎖は終わったぜ!』
『女と子供は一番奥の部屋に避難したぞ...!』
『クソ、奴らが来るのも時間の問題だ!どうする?』
「この通信施設を使ってお兄ちゃん達に通信してみる!居場所を教えたら助けに来てもらえるかも...!」
「通信暗号は?」
「”アメジストフラワー”で!」
『聞いたか?早速だが準備してくれ』
『AIダウンロード開始。最新情報アップデート...』
『...なぁ、774捜索を”奴”にやらせていいのか?』
『問題ない。アレに関しては生きていようが、死んでいようが”部位”さえ残っていればいい』
『...目標、発見』
『クク...見つかったか』
END
「ならこの基地の指揮権を俺に渡せ。望みどうりの戦争をしてやろう。クク...こういう余興も悪くない」
「わ、わかった!指揮権を君にやろう!」
「それと、お前がまだ隠してる”目玉商品”。それも使うが良いかな...?」
「い、命が助かるなら何でもやる!だから奴らを倒してくれ!」
「クク...」
#30MMSGEP1
テンヤー殲滅戦その14
「すごい...AIがこんなにも優秀な壁になるとは...」
「仲間の一人がこの手に詳しいのでね。善戦すると思っったが...相手は優秀なパイロットが多いようだ。ここを落とされるのも時間の問題だろう」
「な、何とかできないか!?エデサ様の回収部隊の君なら...!」
機体が落ちる。体が動かない。
あぁ...
死ぬのだと確信した。
目を閉じる。
わかっていた。こうなることも。
わかっていた。そうなることも。
決められた場所に行き、決められた行動をして、決められた戦いをして、決められた死に方をする。
捨て駒なんてそんなものだと。
わかっていたのに...
無人機は一掃され、残るエース二人も体力と能力使用限界が近づいていた。
「っちょ!?コイツらつえー!?もう勝てねぇよ!?」
「あぅぅ...」
「ねぇさん!?」
967に限界が来た。体力消費と能力負荷により失神を起こしてしまう。機体は制御を失い真っ逆さまに落ちていく。
「ねぇさん!!」