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#30MMHowling
#30MMHowlingエンディング
オールヴァ領 ゲート発生基地
「もう一度言うぞ!我が軍門に下れ!!」
「うるさっ!?」
「テンションおかしくないか....?」
「考えておくよ」
早朝、ラオクは正式に3陣営の討伐同盟が破棄されることを知り、アルヴァ部隊を地球に返そうとしていた。
「...あれ?ここは?」
「...」
「...総一郎さん?もしかして、私、ここで寝てました?」
「...はい」
「ごめんなさい。たまに"こうなるんです。”だからいつもはシドやベットにリードを付けていたのですが...」
「...モモカ殿」
「...はい?」
「...ありがとうございます」
「...?...涙?」
『よ....かっ...た....』
「何故...!何故優しいのだ....!私は....殺されてもおかしくないことを諸君らに....!」
『ら...おく...様...おー...る...ヴァ....の....希望...』
「!!」
『みんな....の...大好き...な...優しき...王....』
『だから....お願い....』
『ら...おく...様...』
「そうだ....私がラオク・オールヴァ。君達を...」
『.....』ッダ
「ラオク様っ!!」
その瞬間、ラオクに突っ込むモモカ?はそのまま腕を伸ばし.....ラオクに抱き着いた。
「っ!」
「お主....」
『ら...おく...様...よ....かっ...た....生き....てる...』
「あ...」
「様子がおかしい、モモカ殿、どうしたのだ?」
『ら...おく...様...』
「っ!?」
「別の声...!?これは....まさか」
『ら...おく...様...』
(間違いない、モモカ殿の能力っ!!)
『ら...おく...様...』
「っ!....ということは...」
「ラオク様!危険です!お下がりを!」
「私はここだ」
ガサガサ
「む、何奴!」
「待て!爺や!」
「.......」
「モモカ殿....?なぜここに.....?」
(泣いている?どういうことだ.....?)
「...オールヴァには戦士の魂は生まれの大地に戻り、永遠の安らぎを得るという言い伝えがある...」
「もしその伝承どうりあれば彼らに...我を裁いてもらいたいのだ...」
「それで墓地のこの時間にいたのですか...」
「罵倒の一言でもいいのだ...彼らにも沢山言いたかったことがあるはず...」
「わかっているさ!これがエゴだという事も...!」
「だがな....私は彼らに勝利を約束したのだ、生きて帰ってくる!そして勝利を胸張って家族の元に帰れると!」
「私は....!約束を破ってしまったのだ....!!」
「ラオク様は命を懸け我々オールヴァの民の為に戦っております!お気を確かに!」
「そして彼らの奥の墓地にはこの戦争で散った2158人の勇敢な戦士たちが眠っているのだ」
「見ろ、この柱の数を。多くの可能性を秘めたオールヴァの民が散った後だ。」
「...」
「私は...悔いて仕方ない。」
「誰も戦争などさせたくなかった」
「誰も行かせたくもなかった!」
「...っ!」