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神秘の世界エルハザード(1995-1996)
同名タイトルのOVAをテレビアニメにしたものですが、ヒロインが鬼神イフリータから王女ルーンに変更されるなど、大胆なアレンジが施されています。特に、クールなイフリータがボケキャラになったのが衝撃的。OVA版の完成度には及ばないものの、楽しい作品です。
早坂吝『四元館の殺人―探偵AIのリアル・ディープラーニング―』再読了
正統派本格ミステリを期待すると納得度は低いものの、古典的な館ものミステリに人工知能の学術的テーマを絡めたプロットがユニークで興味深い。著者らしい奇想ぶりが光り、さくっと読めてしまうテンポの良さも好印象です。
ムジナ/相原コージ(1993-1997)
『かってにシロクマ』などのギャグ漫画で名を馳せていた相原コージが初めて手掛けたストーリー漫画。くだらないギャグ、えげつない残酷描写、重厚なストーリーなどが混然一体となったカオスな作風が独自の魅力を放っています。随所で挿入される忍法解説も楽しい。
ああ播磨灘/さだやす圭(1991-1996)
千代の富士や舞の海といった当時の人気力士をモデルとした力士たちが最強設定の主人公と闘う相撲漫画。
とにかく主人公の播磨灘が憎々しげで、人間味あふれるライバル力士の方を応援したくなる作りが異彩を放っています。豪快な相撲シーンは迫力満点。
あずまんが大王/あずまきよひこ(1998 -2002)
少女たちの日常をコミカルに描く、いわゆる萌え四コマをジャンルとして確立させたことで有名な金字塔的傑作です。10歳の女子高生・美浜ちよや常に斜め上のボケを炸裂させる大阪などの奇抜なキャラによるテンポの良いギャグで楽しませてくれます。
最終兵器彼女(2000-2001)
最終戦争が勃発するなかで兵器に改造された彼女との愛を貫こうとする高校生の姿を描く
セカイ系なのでなぜ戦争が起きているのかなどの説明は一切なし。滅びのなかで繰り広げられる泥沼的な愛の物語は好みの分かれるところですが、切なさを満喫したいという人にはおすすめ
機動警察パトレイバー/ゆうきまさみ(1988 - 1994)
アニメと同時展開のメディアミックス作品です。最初は軽快なギャグを交えた楽しい作品でしたが、次第にシリアスの度合いが増し、終盤では内海課長と熊耳巡査部長との痴情のもつれを中心としたドロドロ展開になっていったのは良くも悪くも衝撃的。
まんがサイエンス/あさりよしとお(1987- )
子ども向けの学習漫画なのですが、丁寧で奥深い内容故に大人の読者からも高い人気を得ている作品です。可愛らしい絵柄が親しみやすい一方で、著者ならではの毒やシュールなギャグが隠し味のように散りばめられているのが良いアクセントになっています。
大甲子園/水島新司(1983 - 1997)
歴代水島野球漫画キャラが打倒明訓に燃えるというワクワクが止まらない作品。ただ、個人的なピークは最初の白新戦&室戸学習塾戦で、一番期待していた巨人学園戦が超淡白だったのにはがっかり。最強投手のはずの中西球道も不知火より打たれていて凄味を感じられず。