//=time() ?>
るーみっく・わーるど1/高橋留美子(1984)
時代を代表するコメディ漫画の描き手として注目を集めていた作者がホラーなどのシリアス作品でも超一流であることを世に知らしめた作品集。特に、『炎トリッパー』はタイムスリップをテーマにした少年漫画としてこれ以上ない完成度を誇っています。
るーみっく・わーるど2/高橋留美子(1984)
初期コメディ短編を収録。発表順に読むと70年代風だった作風が次第に80年代を代表する少年漫画の描き手として独自のスタイルを確立していっているのが興味深く、その完成形としてドタバタギャグの『戦国生徒会』とラブコメの『われら顔面仲間』が秀逸です
るーみっく・わーるど3/高橋留美子(1985)
1979年短期連載の『ダストスパート!!』がメインの初期作品集。まだ線が太くて泥臭さを感じさせる作風ながら、どこかで見たキャラやネタなど、高橋留美子作品の原点が垣間見られるのが楽しい。ゴミからゴミへテレポートするという発想がこの作者ならでは。
小川一水『ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2』読了
宇宙規模の陰謀が物語の中心に据えられていますが、最大の見せ場は今回もやはり昏魚漁&百合描写です。高エネルギープラズマを登るニシキゴイの捕獲シーンはセンスオブワンダーに溢れており、ヒロイン2人のイチャイチャ度も前作以上!
伴一彦『人生脚本』再読了
列車事故で死んだはずの夫の生存疑惑に始まり、謎が謎を呼ぶ怒涛の展開に引き込まれます。ろくでなし揃いの登場人物もキャラが立っており、人生の泥沼をスリリングに描く手管が見事です。終盤は少々無理が目立つものの、著者が名脚本家だけあって、読ませる力は一級品。
仁木悦子『林の中の家』再読了
公募初の江戸川乱歩賞受賞作として有名な『猫は知っていた』に続く仁木兄妹シリーズ第2弾。
派手な展開やトリックなどは皆無の地味な作品ですが、張り巡らせた伏線がきれいに回収されていく丁寧な作りには好感がもてます。ただ、登場人物と偶然の要素が多すぎるのが難
知念実希人『真夜中のマリオネット』読了
女医の元に搬送された重傷の美少年は果たして彼女の恋人を殺した殺人鬼なのか?
無実を訴える少年がいかにも胡散臭く、冤罪か否かで揺れ動く展開に引き込まれます。終盤における二転三転の末のどんでん返しも見事な、サスペンス小説のお手本のような傑作です
映画大好きポンポさん(2021)
原作漫画への思い入れが強すぎたため、最初はアニメ独自の演出が冗長に感じたものの、映画のテンポ感に慣れていくにしたがい、原作よりも劇的に描かれた物語にぐいぐいと引き込まれていきました。特に、単なる編集シーンをあそこまで盛り上げたクライマックスが見事です
柚月裕子 『孤狼の血 』再読了
ヤクザとの癒着が噂されている強面の刑事が体を張って暴力団の抗争を止めようとする話ですが、女性作家が男臭い世界を真正面から描き切っていることに驚き。過去のヤクザ映画の強い影響下にある物語に新味はないものの、作品の有する圧倒的な熱量に引き込まれていきます
喜多喜久『動機探偵 名村詩朗の洞察』読了
シリーズ第2弾
様々な事例における動機を解明していくことで人工知能開発に欠かせない「心の理解」を深めていく設定がユニークで、感情が欠落しているのに紳士的な准教授と他者に感情移入しすぎな助手のコンビも魅力的です。ただ、ミステリとしてはやや凡庸