『Killers from Space（宇宙からの暗殺者）』。地上に見えた奇妙な光の点滅。記録のない外科手術痕。科学者マーティンを監視する巨大な2つの目。系外惑星からやって来た侵略者の恐怖を描いた真面目なSF作品なのだけれど、バズ・ライトイヤーみたいなエイリアンの外見のせいで緊張感に欠けてしまう😂🧑🚀
『Sharks of the Corn（シャーコーン！ 呪いのモロコシ鮫）』。脆弱、薄弱、虚弱を滅ぼす新たな種の創生。新しい世界を創るために生贄を捕食しつづけるサメの顎とトウモロコシ畑に潜む生物。サメのパニック映画だと思って見てたら、話がどんどん謎の方向に進んでいって😂 最後は何の話！？ってなる😂
『Vychislitel（カリキュレーター）』。仕事や結婚までも惑星管理システムの支配下に置かれる徹底した管理社会。“社会の利益”のために個人の尊厳を奪われ、抗う術も持てぬ人々。ディストピアを描いたロシアのSFで、荒涼とした風景や様々な危険生物が美しかった☺️ 「出来るんかい！」な最後は微妙？🤭
『Court（裁き）』。不明瞭かつ主観的な罪状によって不当に逮捕される被告人。存在しない証拠書類で犯行を裏付ける警察。やたらと古い法律を持ち出す検察官。疑惑の目撃証人。弁護士、検察、裁判官らの日常の姿も交えつつ描かれる異色の法廷劇。飛び交う多言語や裁判所の夏季休暇など色々と吃驚した😲
『First Blood（ランボー）』。どこへ行っても何をしていても、終わることのない戦争。過酷な経験に精神や肉体を蝕まれ、不安や孤独を抱えながらも必死に生きようともがく帰還兵と彼らを受け入れようとしない社会。こんなにメッセージ性の強い作品だと知らずに観たので展開に吃驚。ミッチも殴るのね😢
『Outcast of the Islands（文化果つるところ）』。善意に基づいた行動によって引き起こされる災厄。繰り返される不誠実な時間、変えることの出来ない人間の本質。裏切者への永劫の罰となる美しく雄弁な瞳が怖かった。暴力に高揚する人々が描かれるハンモック場面はホラー😱トレヴァー・ハワードさん😘
『Ariel（真夜中の虹）』。どんなに厳しい状況であれ、与えられるままを受け入れ生きてきたカスリネン。涙も流さず不平も漏らさなかった彼が見せた、運命への抵抗。辿りつくことの難しさを知りながらも虹の彼方を目指す者たちの影は、どこか儚く、けれども美しい🥲 マッティ・ペロンパーさんいいね☺️
『A Liar's Autobiography: The Untrue Story of Monty Python's Graham Chapman（モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 グレアム・チャップマン自伝）』。客観的事実と真偽の曖昧な主観的事実。虚実ない交ぜで語られるグレアムの赤裸々な物語。面白いけれど下ネタ満載過ぎ😅 王太后の勧めは真実！😲
『T-Men（Ｔメン）』。強靭な精神・肉体を以て死と隣り合わせの捜査に臨む潜入捜査官。内部に紛れ込んだ異物に対して嗅覚を研ぎ澄ます犯罪組織。両者の間で静かに繰り広げられるひりつくような攻防戦を描いたセミドキュメンタリー形式のフィルム・ノワール。冒頭のおじさま本物の元特別捜査官なのね😲