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(4/n)・平安~鎌倉
平安初期の松尾大社女神像(画像1)を見るとまだ弓なりの三日月型だが、平安末期の源氏物語絵巻では直線的で太い引眉(画像2)、鎌倉前期の紫式部日記絵巻では更に太くなり(画像3)、鎌倉後期の春日権現験記絵(画像4)ではぼたもちのように大きく丸くなっている。
※狩衣と水干の違い
・狩衣には襟紐は付かない
(紐で結び止めるのではなく布ボタン式)
・狩衣には菊綴は付かない
(水干にも絶対つくわけではない)
・狩衣は懐を深く作って前裾を出す
(水干は前裾を袴にたくし込む。覆水干といって出す場合もあるが仕立てが短いので出る裾も狩衣より短くなる)
ついでに童水干
←裾を絞ったり袖を抜いたり、襟を折り返して垂領に着たり、袴の裾を括り上げたり、動きやすくできる。大人の水干と構造はほぼ同じ。(平たいポンポン=菊綴は任意)
→のち童装束として華美化する。
袖の括り紐が飾り結びを縫い止める置括になったり、生地も豪華になったりする。