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春の七草童子(2/3)
ごぎょう、はこべら、ほとけのざ
御行は今で言うと母子草なので、乳母子のイメージで。
はこべはとても小さい花なのでみどりごに。
ほとけのざ(小鬼田平子)は法体の童子で孝養太子を参考に。紋は株を上から見たところ。古代袍なので連珠文風に。三つとも創作紋です。
春の七草童子(1/3)
せり、なずな
芹は華やかな印象なので派手めに。水辺の植物なので、袴に流水文。紋は創作。
薺はわりと逞しいイメージ。持っているのは振鼓、草花遊びから。『雪輪に薺』は実在の紋です。
そういえば、細かいですがセイヨウヤドリギは実が白く、日本のヤドリギは実が黄色い(橙色のものも)のでこっそり替えてあります。前のが一応クリスマスネタで、ヒイラギが実の赤い西洋種なのに合わせてたので
謹んで新しき年の慶賀を申し上げます。
【あしひきの山の木末(こぬれ)の寄生(ほよ)とりて插頭(かざ)しつらくは千年寿(ほ)くとぞ】(万葉集/18-4136/大伴家持)
アイコンの挿頭花を宿木と柊に替えました。
【結ふらん露もかはらて宿木のならへる枝の契りともかな】(草根集/恋/寄宿木恋/8413/正徹)
『そのすべての人が、同じ運命によって、このおぞましい一瞬で結ばれたのです。
その瞬間は、この国の歴史だけでなく、人類の顔に永遠に刻まれました。
この場所の全ての犠牲者を記憶にとどめます。』
アイコンを紅葉の挿頭花に。かさねの色目は狩衣の表赤・裏濃赤で紅葉のかさね、文様も紅葉丸でもみじ尽しです。なんとか散る前に間に合った…。
【経(たて)もなく緯(ぬき)も定めず處女(をとめ)らが織る黄葉に霜な降りそね】(万葉/8/1512/大津皇子)