さつまさんのイラストまとめ

『ベルセルク(5)~(8)』読んだ。巨大な剣を携えた義手の剣士がある目的のために旅をするダークファンタジー。グリフィスのカリスマ性の描き方が秀逸。彼とガッツの関係性、袂を分かつまでのストーリーもドラマティックで素晴らしい。過去編がどのように現在へと繋がっていくか楽しみ。すごくオススメ。

『ジャンゴ　麻雀をする者(1)』読んだ。無敗の雀士の男が変な奴に絡まれたりデスゲームに巻き込まれる様子を描いたギャグ漫画。版権物のキャラクタであろうと躊躇なく作中に登場させるスタンスが潔い。出オチみたいなネタを短ページで次々繰り出してくるのでコメディとしてテンポが良い。

『夏目アラタの結婚(9)』読んだ。児童相談所勤めの男性が死刑囚女性に獄中結婚を持ち掛けるラブサスペンス。衝撃の事実が次々発覚し、これまでの伏線が過不足なく回収されていく展開は痛快。本当によく練り込まれたストーリー構成。まだまだ予断を許さない状況で先が読めない。すごくオススメ。

『おつれあい(2)』読んだ。無愛想で思考が読めない夫と彼の妻を中心とした人間模様を描いた作品。人と人が出会い交流していく内に思考や価値観が変化し、シビアな現実を乗り越えていく姿が丁寧に描かれている。ストーリー構成の中で起承転結のメリハリが効いており読みやすい。オススメ。

『ニューヨークで考え中(2)(3)』読んだ。ニューヨークに10年以上滞在しているアーティストが現地での生活を描くエッセイ漫画。米国に住む日本人、というスタンスで描かれるフラットな視点の日常は興味深い。7年を超えた連載期間で歴史の節目的なイベントも描かれており記録としても貴重。オススメ。

『雨宮さん(1)』読んだ。日常の中の言語化できない「何となく好き」を求める少女が主人公のコメディ。『日常』のあらゐけいいち先生の新作。フィーリングで感じる好感という概念は、雰囲気で楽しませてくれるあらゐけいいち先生の作品そのものに通ずるところがあり興味深い。オススメ。

『日常(11)』読んだ。不条理に近いノリのドタバタコメディが繰り広げられるギャグオムニバス。まさかの連載再開と新刊発売めでたい。変わらぬキャラクタ達による緩急自在の掛け合いと少し不思議な雰囲気はオンリーワンの魅力がある。あらゐけいいち先生のライフワークとして末永く続けて欲しい。

『メダリスト(7)』読んだ。気弱な少女と熱血男性コーチのコンビがメダリストを目指すフィギュアスケート物語。主人公二人の努力が実を結んでステップアップしていく姿は見守ってきた読者として感慨深い。はるか遠くにいたライバルキャラとの満を持しての決戦という展開も熱い。すごくオススメ。

『隣のお姉さんが好き(2)』読んだ。中学二年生の男子と彼が好意を寄せる女子高生を描く片想いラブコメ。主人公側がヒロインの気持ちを理解していく過程やヒロイン側の少年への配慮とその変化など、キャラの心理面が非常に丁寧に描かれている。最終的な着地点も気になるところ。すごくオススメ。

『焼いてるふたり(9)』読んだ。BBQ好きの男性とその妻のクールビューティっぽい女性との生活を描く物語。主人公二人の仲睦まじい夫婦生活は読んでいて癒される。たまに奇行に走る二人を描くコメディパートもテンポが良い。登場する料理も美味しそうでグルメ物としてもポイント高い。オススメ。