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『いやはや熱海くん(1)』読んだ。顔が綺麗で男の人が好きで惚れっぽい男子高校生の日常を描く物語。関西弁で繰り広げられる小気味良い会話のクオリティが高く、関西人の空気感がしっかり漫画で表現されている。人間味あふれるキャラクタ達の魅せ方や個性の描き分けも素晴らしい。すごくオススメ。
『おとなになっても(8)』読んだ。バーで偶然出会ってお互い惹かれ合う30代女性二人の恋と葛藤を描く百合作品。順調にスタートした主人公二人の新生活と裏腹に、サブキャラクタ周りは不穏な空気。各々の人間関係を連携させながらストーリーを制御する志村貴子先生の群像劇の上手さは流石。
『つむぐと恋になるふたり(3)』読んだ。融通が利かないぼっち少女と彼女と同居することになった漫画家の少年との関係を描く物語。主人公が恋の進展の中で人間的にも成長していき恋愛以外の面でも物事が上手くいくようになる、という展開は少女漫画としてベタすぎるがわかりやすくはある。
『ハマる男に蹴りたい女(3)』読んだ。下宿の住み込み管理人になった元エリート会社員の男性と住人の女性との関係を描く物語。相思相愛かと思いきや新たな障害が発生するなど、ストーリーの中で主人公二人の恋愛にしっかり起伏が設けられている。オーソドックスながらわかりやすい構成。
『偽物協会(3)(完)』読んだ。正常の枠を外れた「偽物」達が集まる協会に入った毛布に変身してしまう女子を描く物語。ファンシーな設定と可愛らしい画面ながら不安定な独特の雰囲気。それでいて生きづらいはぐれもの達を優しく包み込んでくれるようなユニークな作品。最終話のメッセージが力強かった
『忍者と極道(11)』読んだ。悪行を限り尽くす「極道」と彼らと敵対する「忍者」との戦いを描いたトンデモアクション。すぐに退場する敵側キャラクタのエピソードもヘビーに描くのが本作らしい残酷さ。悪側にも堕ちた理由や信念があることが敵味方の対立構図にスパイスを与えている。
『アラバスターの季節(1)』読んだ。奔放な美術教師の女性と彼女のヌードデッサンを描くことになった少年との交流を描いた作品。高校の美術部という空間の雰囲気や美術教師と生徒の距離感など、作者の描きたいことが詰め込まれている印象。一方で、画面も情報もちょっと詰め込み過ぎな嫌いがある。
『あなたはだんだん好きになる(1)』読んだ。オカルト好き少女と彼女に振り回される男子、二人っきりのオカルト研の活動を描くコメディ。作画が安定しており挙動も含めて表情豊かなキャラクタ達がしっかり描けている。突拍子もない行動に出る主人公の暴走具合はちょっと突っ走り過ぎな気もする。