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『堕天使論(1)』読んだ。人間を見下しがちな堕天した天使と彼女と同居することになった男子高校生との生活を描くコメディ。世間知らずで無防備な女子がツッコミ役の男子との共同生活の中で常識を学んでいくというストーリーはオーソドックス過ぎる気もするが、それゆえわかりやすくはある。
『ONE PIECE(5)~(8)』読んだ。「ひとつなぎの大秘宝」を求めて大海原を旅する麦わら海賊団の冒険を描く物語。バラティエ編はクリークの悪役としての魅力やミホークの登場とゾロの決意、サンジの別れのシーンなど、どれも素晴らしい。決めシーンで狙い通りしっかり決めてくるのすごい。すごくオススメ。
『この復讐にギャルはいらない(1)』読んだ。人間不信の元殺し屋の少年と彼を慕う同じクラスのギャルとの交流を描いた作品。卑屈過ぎる主人公の葛藤は滑稽で楽しいしヒロインも可愛くて魅力的。お話の流れを壊さない絶妙なバランスで組み込まれているシュールな小ネタも切れ味鋭い。すごくオススメ。
『ヒッツ(5)』読んだ。殺し屋の少年と彼の前に現れた「もう一人の自分」の二人が主人公のアクション物。変な方向に対して異常に拘りが強いキャラクタ達の言動やダイナミックなアクションシーンなど相変わらず柴田ヨクサルらしいオンリーワンな魅力たっぷり。作画の安定感も素晴らしい。オススメ。
『アクロトリップ(5)(完)』読んだ。魔法少女と悪の組織、悪の組織の参謀として働く女子を主人公としたコメディ。可愛らしい絵柄がドタバタと暴れまわるネタ密度の高いコメディスタイルは最後まで楽しかった。シュール気味な細かいネタまでしっかり面白い良い漫画でした。オススメ。
『青野くんに触りたいから死にたい(10)』読んだ。死んで幽霊になった恋人を一途に愛し続ける女子高生を描いた純愛ホラー。得体の知れない不気味さのある展開から単純明快に心を抉る過去話へ、ショッキングなストーリーの数珠繋ぎが強烈。背筋の凍る一枚絵の演出などホラー描写も冴えわたる。オススメ。
『天沢さんを推してます。』読んだ。サービス終了したソシャゲのキャラと同姓同名な女性に執着する女子高生を描いたコメディ。やや暴走しがちな女子高生とのらりくらりと対応する女性とのちぐはぐな掛け合いが面白い。単巻完結のストーリーも起承転結が綺麗にまとまっていた。オススメ。
『【推しの子】(10)』読んだ。人気アイドルの隠し子である双子の兄妹がそれぞれの方法で母の足跡をたどる芸能界物語。主人公二人が温かい周囲の人々を振り払って復讐に邁進する物語に緊迫感がある。各芸能界ネタも上手くストーリー展開に組み込まれていて赤坂先生のネームの強さが伺える。
『双影双書(1)』読んだ。命を狙われる大帝国の皇太子と彼の影武者となった貧民街出身の少年を描く物語。シビアな環境の中でのキャラクタ同士の温かい交流なども素敵だが、何より本巻終盤に登場した大仕掛けには驚かされた。トリッキーな設定を今後どのように活かしてくれるか楽しみ。オススメ。
『四十九日のお終いに 田沼朝作品集』読んだ。父親の呪縛から逃れた男性とその二十年来の友人を描く表題作を含む作品集。現実感のある関西弁の掛け合いや家族や友人など近しい人の距離感の描き方が独特で魅力的。自分に対して鈍感だったり自己表現が下手なキャラ達は人間味に溢れている。オススメ。