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誰も知らない
誰も見ていない
ところで
ひっそり
優しいあなたが
今日も
誰にも気付かれず
見向きもされずに
こっそり
幸せにする
静かな
その優しさは
空に昇って
また
一人の笑顔が浮かび
もう
そこにはいなかった
誰も気付かず
見向きもされない
優しさに
今宵も
お月様だけ微笑んでいる
月の表面を歩いて
この地球にはない時間を
君と過ごしてみたい
重い重力に慣れた私達は
伝える速度に戸惑い
触れる空間さえ間違え
見合わせて笑う
地球の時間は
優しいものでしたか
辛いものでしたか
語り合う言葉は
星のように蘇り
見つめ合う中に宿る
それだけで詩になる
そんな時間を過ごそう
ありがとう
世界に分け隔てなく
注ぐ光から伝わる喜び
凛とした空気
清らかに包まれ生まれた
伝わる痛み
恵みの雨の匂い
細胞の1つまで輝いて
生きとし生けるものの瞳から
伝わる明日を
ありがとう
生かさている事実
出会うという奇跡
あなたと刻んだ時
幾度の季節に交わした言葉
伝わる
心と
心
根底に何があるのでしょう
慕わしい
が
あるのでしょうか
探してみても
さーっと
空っぽの風が吹いて
なんだ
無いのかって石ころ蹴った
それが始まり
座り込んだ真上に
お日様が昇って
なんだかあたたかくなった
そしたら内側から
慕わしいが咲いて
私にもあるのか
それが
嬉しかった
あなたのために
咲いていたい
あなたに
咲いていて欲しい
と
願い
小さな芽の時も
満開に咲く時も
花びらが散り
種が実り
緑の色を失っていく
最後の1枚も
あなたのために咲いて
あなたの欠片も愛そう
ために
存在すること
それは
私が咲いていることの意味で
あなたが咲いていることへの感謝
2
遠くに飛んでいく
風船の想いを
知ることはなくて
糸を手放した感覚だけ残り
小さくなるのを
見送りながら
赤い色を見つめた
一緒に存在する時間は
永遠ではなかったけれど
消えてしまわないでいてくれる
それだけ
それだけで
私にとっては
本当にありがとう
と
最後に君に伝えたい
こと
あなたに返る
そんなことを願って
過ごしました
今日は終わり
また明日が来るのに
私は私のままで
あぁ今日も私だった
なんて
眠りながら泣きました
夜に
伸ばした指先の
ひとつの細胞にさえ
感謝の光は宿り
そのまま登っていけば
あの星の下で
あなたに会える
そんな幸せな夢を見ました
幸せにしたい風船は
ぽつんと
流されるまま
浮かんだまま
何が出来ただろう
あまりに無力で
情けなくなって
委ねた先のお星様の隣
幸せにしたい風船は
本当に無力だったけど
誰より幸せにしたい
想いごと膨らんだ
お星様みたいになって
夜空の中に
優しい想いは弾け
夜は一層綺麗になった
その言葉は言わないで
あなたの炎が消えて
私が長く灯ることを
願わないで
同じように
私の炎が消えて
あなたが灯り続けるなら
いつだって
消えてしまっていいけれど
残った炎は頼りなく揺れる
そんなこと言わないで
それなら
一緒に
煙になってしまいたい
一緒に行きたいね
生きようね