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空に
つぶやく
晴れないで
ほしい
なんて時もあるんだよ
受け止めきれないでしょう
曇りだったら
良かったな
ちゃんと
泣いていたかもしれないな
少しゆっくり
歩かせて
足元に咲く花を見て
地面の小石を蹴ってみて
辿ってきた道踏みしめて
そしたら
ちょっと上を向く
そんな時もいいでしょう
空はいいな
遥か彼方まで
嘘がない
月はいいな
何も言わずに
優しくて
猫はいいな
丸く丸く
夢の中
花はいいな
風に素直に
揺れていて
木の葉はいいな
行きたいところに
飛んでいく
人間だけが
やっかいで
素直に生きるの
大変ね
そんな風に
創られて
まぁ
それがいいのかな
海を見て
悲しくなった
どんなに
両手を広げても
どんなに
心を広げても
こんな小さな世界しか
持ち合わせてはいないのです
せめて私に湧き出づる
小さな泉があったなら
涙も
痛み
さえも
共に生きて
愛し
生きて
あなたを
幸せにすることも
できたのでしょうか
ねぇ
波に
消えた
小さな祈り
もう何年も前のことで
あなたは
忘れてしまったでしょうけど
言葉と言葉を編みながら
謎謎のような伝え方
子供のように不器用に
繋ぐ手だけが正直で
音なき言葉
響く温度
優しい愛しい無音の詩
届く温もり
は
幸せでした
届かない声
今
響きますか
「永遠の世界で
またあなたに会いたい」
少女は
夢の中で幸せでした
そこは
大切なものだけで
溢れていたから
心も
真っ白い
優しいものだけで
満たされたから
目が覚めぬよう
何度も願う
朝が来ないことを
祈る
でもね
目を覚まさなければ
本当にあなたを幸せに出来るものが
見えないのよ
そんな声で
朝が来る
泣いているのは
私かしら