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特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

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有理沙「…やせ我慢だな。まだ視力が回復していないのだろう?」

望「…それでも、行きます。行かなきゃいけないんです。勇奈が呼んでるから」

有理沙「はぁ…勇気と蛮勇は別物だぞ、少年。せめて万全の備えを用意したまえよ」

有理沙が望に機械の剣を手渡す。
「新月」と銘打たれた、漆黒の剣を。

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勇矢「…その言葉が、真実である事を祈ります」

「この状況で一瞬でも迷えば、救える命も救えない…というだけでは済みません。貴方を守ろうとする誰かを傷付ける事になります」

静治「(…おー…思ったよりもハッキリ言うねぇ…)」

有理沙「さて…後の問題は望くんのコンディションだ」

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有理沙「まぁ、まずは勇奈君の暴走を止めない事には話にならん。まずはそこからだ」

勇矢が沈黙するゴウに視線を向ける。

勇矢「…戦えないなら退がっていて下さい。この作戦は、万に一つの失敗も許されません」

「レヴァイアの行動に心惑わされている貴方を、フォロー出来る状況では無いのです」

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望「…っ」

望がふらつきながら立ち上がろうとし…躓いた所を勇矢に支えられる。

勇矢「…行けますか?」

望「行きます。行かなきゃいけないんです。…勇奈が、呼んでるから」

有理沙「その意気や良し。だが覚悟だけでは足りない。望くん、これを使いたまえ」

有理沙が、望に機械の剣を手渡す。

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勇矢「皆さん、ご無事で何よりです。機体の補給と応急処置は、保安部に任せて下さい」

静治「さーて…今は保安部と警官隊がNPC共を抑えているが、このままじゃジリ貧だ」

有理沙「我々は可及的速やかに勇奈君の暴走を止め、ベクター達を排除しなくてはならない」

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有理沙「あのベクター達は、1機1機がイレギュライザーの性質を持つ電脳構造体の”寄せ集め”だ」

「〈ディープ・サーバー〉という、もう一つの世界が彼等を形成するリソースだ。その物量は底無しと言って良い」

勇矢「ベクター達を排除するには、蓋をするしかない…という事ですか」

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望「この声…レオさんですね」

有理沙「正解だ。今の望くんは視神経をやられている」

「狙撃自体もイレギュライズメモリで強化されていた様で、望くんの能力をもってしても治療には時間が掛かる」

勇矢「…そして、彼の復調を待っている余裕はありません。可及的速やかに行動を起こさなければ…」

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勇矢「ゴウさん、トール君。ご無事で何よりです」

静治「取り敢えず、おたくが落ち着いたら状況を説明しようか」

「あ、俺は大鳥静治警部。この状況への対応と警官隊の指揮を任されたんで、よろしく」

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静治「異議無しだ。絶賛暴走中のあの子を止めない事には、穴を塞ぐ事も出来やしない」

勇矢「今は優奈さんとレヴァイアが勇奈さんの足止めをしており、大きな動きはありません」

「義姉さん、望くんの容態は?」

有理沙「…損傷した機体も含めて応急処置は施した。幸い命に別状は無い…が」

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有理沙「初めましてマスター・イエルナーグ。では、お邪魔しまーす」

優奈「失礼します、イエルナーグさん」

アミクス〈さて…それでは早速説明して貰いましょうか。”あの事”…というのは?〉

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