stack02さんのプロフィール画像

stack02さんのイラストまとめ


特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

フォロー数:2807 フォロワー数:1105

望「…これは、僕にしか出来ません。先生は、退避して下さい」

〈オーグメンター…Unlocked…!〉

シエルノヴァが虚空に剣を突き立て、鎧を纏う。鋼鉄の怪物と対峙した黒騎士は、剣を投げ捨て声を張り上げる。

望「レヴァイア!お前に聞きたい事がある!」

レヴァイア「ほう…?言ってみたまえ」

0 1

望「…自己犠牲なんかじゃありませんよ。僕は、皆で生きて帰る為に…出来る事をやるだけです…!」

「レヴァイア!お前の持ってる構造体リソース、ありったけ僕に寄越せッ!!僕に、大切な人達を護らせろォッ!!」

レヴァイア「ふ…はははははははっ!!良いだろう!」

望の願いを聞き届けた悪魔が嗤う。

0 0

望「世界を書き換えるのがお前の目的なら。もちろん、相応の準備はしているはずだ」

「ーーーお前、構造体リソースはどれだけ持ち合わせてる?」

レヴァイア「ーーー」

望の質問に、レヴァイアが一瞬息を呑む。そして、深く頷く。

「そういう事か…ならば答えよう。”君が望む分だけ”用意出来るさ」

0 0

ライト「……コレガ、世界ノ答エダトイウノカ…!」

優奈「ーーーっ!うあああああああーーーっ…!」

静謐さに包まれた黒い氷原に、優奈の慟哭が木霊した…。

第十七話 堕ちていった黒 残された白

to be continued…

0 1

望「ハサトさん、真さんと飛鳥さんも。先に逃げて下さい。僕には、やらなきゃならない事があります」

シエルノヴァが虚空に剣を突き立て、鎧を召喚する。半壊した鎧を身に纏った黒騎士は、レヴァイアと対峙する。

「レヴァイア、お前に聞きたい事がある」

レヴァイア「む…?」

0 0

ライト「レヴァイア!」

巨大な鋼鉄の怪物が完全に浮上し、平原エリアの崩壊更に進行する。

レヴァイア「嗚呼…実に開放感に満ちているな、”表”の世界は…!」

「おっと、初対面の君達には挨拶をしておこうか。私の名はレヴァイア。”世界を書き換える者”だ」

0 1

レヴァイア「初めまして、異邦人。私はレヴァイア。”世界を書き換える者”さ」

望「その声は…僕に、イレギュライズメモリを渡したのは、お前か…!」

レヴァイア「如何にも。そこの少女に渡った〈アンチェインド〉と、君に渡した〈オーグメンター〉…どちらも、私が作り出したメモリさ」

0 1

有理沙「その可能性は高い…というか、そう考えて間違いない」

「だが…彼を引き上げるなら相応の準備が必要になるし、この状況では…ね」

優奈「ーーーっ、うあああああああーーーっ!」

黒く静謐な氷原に、優奈の慟哭が響き渡った…。

第十七話 堕ちていった黒 残された白

to be continued…

0 1

有理沙「的確な分析をありがとう、プロフェッサー」

「…そうだ。私には”イレギュライズメモリ”に対応したデバイスは作れても、”イレギュライザー”に対応したデバイスは作れない」

「そこで、貴方が持つイレギュライザー専用デバイスのノウハウが欲しいのさ。…今も運命に抗う、1人の少年の為にね」

0 1

レオの手を離れたコンポジットシールドブースターが、圧力によりあっさりと圧壊する。
〈ブレイバー〉の装甲もひび割れていく。

優奈「…!」

望「…戻、れぇッ!!」

優奈「え…?うああっ!?」

黒騎士の左手が鉤爪に変わり、炎と共に射出される。鉤爪は〈ブレイバー〉の腕を掴み、浮上させていく。

0 1