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特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

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有理沙「伊烏有理沙だ。お目にかかれて光栄だよ、プロフェッサー・エニグマン」

「さて…まずは現状を確認しておこうか」

コンソールの上を、有理沙の指が淀みなく踊る。

「今作戦の救出対象である狩谷 望くん…彼の暴走状態は解除されたが。その後発生した〈崩壊現象〉に巻き込まれた」

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有理沙「…なるほど…彼も信矢と同じか、それ以上の”大嘘つき”だった訳だ」

「ーーーそれなら。我々は彼に”騙されてやる”位しなければ、ね」

有理沙が個人用の通信回線を使い、BNDDオンライン運営に回線を繋げる。

「伊烏有理沙だ。残念ながら…”今回の”救出作戦は失敗に終わった。だが…」

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レヴァイア「如何にも。私は色々と縛りが多くてね…こうして表に出る為に、どうしても〈崩壊現象〉を起こす必要があったのだ」

「そして、彼等の様な”適合者”をイレギュライザーに変え。悪性を淘汰し、正しいイレギュライザー達の理想郷…〈イレギュライズ・ワールド〉を作るためにね」

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勇矢「くっ…!」

信矢「…ちくしょう…ッ!」

アミクス〈………〉

ライト「…コレガ、世界ノ答エ…ナノカ…私ハ、マタ……!」

優奈「ーーーっ、うあああああああーーーっ!」

黒く染まった静謐な氷原の上で、優奈の慟哭が木霊した…

第十七話 堕ちていった黒 残された白

to be continued…

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優奈「届け…!」

傷だらけになった手が、もう少しで届こうという所で。

望「二人共ッ、戻れぇッ!」

黒騎士の左手が鉤爪に代わり、炎を噴射。〈ブレイバー〉に向け射出される。

優奈「え…!?うああっ!」

鉤爪は〈ブレイバー〉の腕を掴み、ゴウのウイングマスターを巻き込んで二人を浮上させる。

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ライト「貴様…レヴァイア!」

レヴァイア「ふぅ…やっと箱庭から解放されたよ」

巨大な鋼鉄の怪物が、構造体の裂け目から完全に浮上する。

「…ん?どうやら”異邦人”が混ざっているようだね。初めまして、私はレヴァイア。”世界を書き換える者”さ」

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望「さぁ…僕にありったけの構造体リソースを寄越せ!僕に、大切な人達を守らせろォッ!!」

レヴァイア「…認めよう、その覚悟を。讃えよう、その決断を。そして、私は君に応えよう」

「ーーー君は、正しく”英雄”(イレギュライザー)だ…!」

空の亀裂が消え、大地の亀裂が”黒い氷”に覆われていく。

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望「…犠牲になんか、なりませんよ」

「皆で、帰る為に…僕に出来る事をやるだけです…!例え、僕が僕でなくなったとしても…ッ!」

「ーーーレヴァイア!お前の持ってる構造体リソース、僕にありったけ寄越せッ!!僕に、大切な人達を守らせろぉッ!!」

レヴァイア「ふ、はははははは!」

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望「それ、でも…!」

「僕は…こんな、最低な人間を助けに来てくれた、僕にとって大切な人達を護りたいんだ!だから…!」

「ーーー僕の”存在”で良いならくれてやるッ!!お前の持ってる構造体リソース…僕にありったけ寄越せぇッ!!」

レヴァイア「ふ…っ、ははははははは!素晴らしい!」

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レヴァイア「…では、答えよう。”君が望む分だけ”ある。一つのサーバーを埋め立てる位は、造作も無いとも」

望「…ありがとう。それが分かれば十分だ」

黒騎士が、崩壊していく世界に向けて左手を伸ばす。左手には、膨大な量の”構造体リソース”が集まっていく。

「ぐ…ううっ…!」

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