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特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

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優奈ちゃんに注文の品を乗せたトレーを渡すと、注文が途切れて少しの余裕が出来る。

店内を見回すと、笑顔を浮かべて飲食を楽しむ人達。

信矢「(…始まりは俺のワガママだったのが、思えば遠い所まで来たもんだよなぁ…)」

───そして俺は、この”止まり木”を育てると決めた切っ掛けを思い返す。

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そう言い残して、有理沙は〈ペルシュ〉の奥…サーバールームに引っ込んでいった。

優奈「有理沙さん、大変そうですね」

信矢「まぁ、仕事が仕事だからな。ほい、ホットケーキ、シフォンケーキ、アイスコーヒー2つ」

「それ出したら、有理沙の所に行って良いぞー」

優奈「はーい!」

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───カランカラン。

優奈「いらっしゃいませ…あれ、有理沙さん?」

有理沙「やあ、丁度良い所に居たね優奈君。信矢ー、優奈くんを借りても良いかね~?」

信矢「もう少し待ってくれ、次の注文を捌いてから行かせる。有理沙は何か頼むか?」

有理沙「今は良いよ、サーバールームで作業するから」

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店内には、マスターの俺に、今日は接客に入ってもらっている優奈ちゃん。

そして…客としてやって来た望くんと勇奈ちゃん、顔馴染みの常連さんが何人か。少し、見る顔が増えたかな?

優奈「マスターさん、ホットケーキ1つ、シフォンケーキ1つ、アイスコーヒー2つです」

信矢「あいよ、承った」

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第三十一話 一人の追憶 家族の展望

ーBNDDオンラインカフェ〈ペルシュ〉ー

───最近は、酷く騒がしい日々が続いていた。

優奈ちゃんの事、望くんの事、”黒い氷原”の事、そしてG5の解散騒動…。

信矢「ホント、色々あったよなぁ…」

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ルビー「ふむ…その言葉、今は信用しておきましょうか」

ゼノ「…良かった。エミお姉さんも良い人だ」

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ルビー「それで、調査結果はどうでしたか?」

ゼノ「何か分かった?」

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ゼノ「凄ーい…!」

ルビー「(実は我々も、パラメータ上は水の上を走る事は出来るのですが…言わぬが花ですね)」

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ルビー「…もしや…救出作戦の事について調査なさっていたのですか?」

「優奈さんやご主人様を害するつもりであれば、相応の対応をさせて頂きますが」

声に警戒心を滲ませたルビーが身構える。

ゼノ「まだ、そうと決まった訳じゃないでしょ?」

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ルビーがコンソールを操作し、画像ファイルを表示する。

ルビー「こういう感じの方です。優しく撫でて下さるので、私は気に入っています」

ゼノ「うん、優しくて良い人だね。美味しいご飯も作ってくれるし」

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