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特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

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ーエリア境界線上ー

勇矢「保安部の機体に撃破された機体は無し…。警官隊の方は?」

静治「こっちも撃破された機体は無し。白黒のかわい子ちゃんが、敵性NPCを鎮静化してくれたお陰だな」

作戦参加者達の集結地点で第一陣と第二陣の損害を確認している勇矢と静治。

勇矢「さて、後は…」

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ークラック付近ー

優奈達を中心に光が広がり、黒い氷が溶ける様に消えていく。

レヴァイア「…始まったか」

信矢「気になるか?」

レヴァイア「確かに…興味は尽きないな。”強欲”を貫き、”憤怒”を鎮めた者達が作る、新たな世界…」

「…私達が求めた光が、そこにはあるのだろうか…?」

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有理沙「…皆は退避を始めた様だね。では、優奈君、勇奈君、狩谷君…始めようか!」

優奈&望「はい!」

勇奈「それで?あたし達は何をすれば良い?」

有理沙「勇奈君は、周辺のベクター達をそのまま抑えてくれ。望君は電脳構造体の再構築、私と優奈君で再構築のサポートをする」

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望が見せた光の剣を見たベクター達は、僅かに怯みながらも変わらず破壊活動を続けている。

ゼノ〈まだ、勇奈を助けられただけだ〉

ルビー「後は、世界の再構築が始まるまで耐えましょう。早めに済ませて欲しいですね、全く…」

一方、機体を失った勇奈は直ぐさま回収され、優奈と対峙していた。

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レヴァイア「(私のメモリを、自身に合わせて”最適化”したか)」

優奈の答えに呼応して、メモリが黒白の光を放つ。やがて、そのメモリは新たな有り様を刻印した。

〈シンクロニティチェイン〉

優奈「…っ!」

優奈が、新たなメモリを躊躇いなく自身の左掌に突き立てる。

勇奈「優奈…」

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勇奈「…ああ、そうか。あの時みたいに、今のあたし達は同じ方を見ているって事か」

「それで?あんたは、あたしとこの世界をどうするつもり?」

勇奈の問い掛けに応じて、優奈が一つのメモリを握り締める。
───DSイレギュライズメモリ〈アンチェインド〉。

優奈「全てを”書き換える”」

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優奈が〈ブレイバー〉の掌に降り立ち、勇奈と対峙する。

優奈「勇奈!」

勇奈「…あんた達の勝ちだ」

優奈「私、ずっと忘れていたんだ。確かに、私はこの世界を嫌いになった」

「でも…私は倒れる度に、「こんな終わりは嫌だ」って思ったんだ。望くんが撃たれた時の、勇奈の様に」

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望「…優奈さんッ!!」

優奈「…うん!」

〈ミッションメモリ!Shift、〈ブレイバー〉!〉

望くんの声に背中を押され、私は勇奈に向かって飛び出す。

───心は今までのどんな時よりも確信に満ちて、身体はこれまでに無い軽やかさで動いた。

そして…〈ブレイバー〉の手が勇奈に届く。

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望「ふッ!」

望の気合いと共に、〈旭日昇天〉が長大な剣を軽々と振りかぶり、構える。

眩い輝きを放ちながら、力強く大剣を構えるその姿は、まさに武神の如く。

「…参るッ!!」

飛び出す。剣の切っ先から光が迸り、〈デヴァステイター〉を光の”陣”に捕らえる。

勇奈「ぐ…あっ…!?」

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ハサトと蓮が放った最大火力の砲撃が、望の進路を拓く。

望「…!」

更に、望の後ろに巨大な光の渦が顕れて、その中から巨大な影と小さな影が一つずつ飛び出してくる。

〈このまま走って、望!〉

「無様を晒す事は許しませんよ、ご主人様」

望「…ルビー!ゼノ!」

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