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特撮、アニメ、漫画、ラノベ、ゲームを浅く広く愛するメカオタ。格好いいロボットは正義だ。

今は忙しいから、創作は思い出した様にマイペースで。天安門事件

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望「…ああ。やっと、声が聞こえた」

優奈さんと勇奈の願いが耳に届いて、脳を揺さぶる。しかし、心の中で覚悟は定まった。

ライト「救ってくれ、望!」

レヴァイア「救ってみせろ、狩谷 望!」

───語るに及ばず。僕はライトから託された”光”を強く握り締める。それは、一つのメモリ。

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望「僕は、何処までだって自分を越えて見せる!!イレギュライズッ!!」

〈リーディングモード・トリロジー!〉

〈Drawing a sword…〈新月〉!〉

黒騎士が大剣を天に突き立てると、電脳の空から漆黒の竜が顕れる。

〈決意は力を象り、形象は闇より顕れ、顕れた旭日は堅忍不抜の鎧となる!〉

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───勇奈と、思考が繋がる。私は…あたしは、本当は…。

優奈&勇奈「私を、助けて…!!」

───心から信じられる誰かに、助けて欲しかったんだ。

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優奈「の、望くん…?」

望「やっぱり、根は勇奈と同じなんですね…。あいつも、強い自分で居ようと見栄を張ってました」

「…僕は、理想や見栄じゃなくて…あなたが隠した”本音”を聞きたいんだ」

優奈「望くん…」

勇奈「望…」

優奈と勇奈の声が重なる。呼吸が、鼓動が同期する。

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レヴァイア「(…これが人間の…いや、私の業の結果だというのか…)」

優奈「…私は、どうすれば良かったの…?」

望「ただ一言、言ってくれれば良かったんですよ」

「…やっと、苛立ちの理由が分かった。あなた一人じゃ無理なのに色々抱え込んで、皆には”理想の自分”しか見せないんだ」

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望「真さん、翔さんも…!」

ベクター達の攻撃を掻い潜り続けていた望が、真と翔の声に気付く。

「僕はこのままクラックに向かって、勇奈を止めます!」

疾走を続ける望の周囲を湧き出したベクター達が取り囲む。

「くっ!あと少し、なのに…!」

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望「行くぞ、勇奈。”僕達”が君を救う…絶対にだ!」

勇奈「ああ…やってみせてよ。あたしに出来ない事が、あんた達に出来るって言うのなら」

「───この怒りを呑み込んで見せろよ、”例外中の例外”!!」

互いに引き合うように、望と勇奈が同時に飛び出す。

優奈「勇奈…望くん…!」

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───目を開く。自分の弱さを誤魔化す為に鎧を纏うのではなく。

望「僕は、この道を往く…!イレギュライズッ!!」

〈Drawing a sword…〈新月〉!〉

今こそ…少年は自分の力で己の道を往く為に剣を取り、鎧を纏う。

〈暁闇鎧装!今、運命(さだめ)さえも斬り裂き…孤高の道を往く…!〉

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望が”機械の剣”を握り、鞘となるベルト型デバイスに刃を納める。

〈オーグメンター…!〉

〈日と月の光が消え去った暗黒の中で…今、黒き騎士が魂の咆哮を響かせる…!〉

望「あなたは独りじゃない。君を独りにはさせない。僕が選んだこの道が、日も月も無い暗闇の中であったとしても」

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勇奈「望…一緒に帰ろうよ。この世界に、あたし(イレギュライザー)達の居場所は無いんだ」

「〈ディープ・サーバー〉の中で…ルビーと、ゼノも一緒にさ」

「…独りは、寂しいよ…」

望「……そうだな。僕達は、”イレギュライザー”だ」

優奈「………」

望「でも、僕達は独りじゃない」

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