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「死」と言うモノに慣れてきた主人公が幼馴染との関係を通して「本当に自分がしたかった事」を知る。
大切な相手を通して真の自己を知り、為すべき事を為すを見つめ直し、選択肢と言う可能性を見出す。
本作はそんな主人公の生きる、生きた、生き抜く為の選択全てに価値があったと言って良いでしょう。
余談。この『夢子の約束』と言う漫画を読んで『断章のグリム』を想起したのは僕だけで良い。
「本当のわたしを知ってるのは蒼衣ちゃんだけで、本当の蒼衣ちゃんを知ってるのもわたしだけなのに!」
未だ忘れ得ない、溝口葉耶の『愛』
夢子は器用な少女だったんだろうなと思います。葉耶とは違って。
余談。『アマガミ』は当時梨穂子だけ攻略して「俺にはこの娘以上の存在なんて現れないな……」と自己完結して幕を閉じた経緯があります。
りかちゃんの「ちーっとも」に当時の可愛い決意を思い出して、そしてその事を全く後悔していない現在も見つめ直せました。
りかちゃんを応援しています。頑張れ!
新島夕氏の話をして思い出したけど、俺みたいに『アインシュタインより愛を込めて』は良作だと思っているけど『アインシュタインより愛を込めて APOLLOCRISIS』は良作だと思ってないユーザーってどれ位居るんだろう?
本編とFDの相違に、ここまでガッカリしたのは初めての事だったから、逆に印象深い。
個人の話をすれば、事情を鑑みた所で、成嶋夜瑠という少女は余り好きじゃありません。恋を至上の概念と崇拝し、脳内を下半身一色に染めた、嫌悪感の湧くタイプ。でも、ただ嫌いになるだけではダメだなとも感じます。
だから僕は朝霧さんを強く応援しています。辛い事が起こっても、どうか負けないで。
恋なんてしなくても、子供の頃は淋しくなんかなかっただろう?
なのにどうして大人になると、惚れた腫れたでしか関係を語れなくなるんだ?
誰も彼もが足早に大人へのステップを踏んでいく。
「変わらないままでいられたら」
そんなイノセンスの願望をずっと抱いている僕もまた、彼と同じ同類でした。
『劇場版 鋼の錬金術師 シャンバラを征く者』は文句無しの名作なんだけど、全51話のTVアニメを観てない人は絶対に振り落とされる作品なので、安易に薦められないのがもどかしい。
まさか「第三のライヒ」へ向かうとは思わなかったもんな。
フリッツ・ラングが登場するアニメ映画もこれだけ。価値あり。
そういや、先日某所に『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』のレビューを記載した次第。
世間的評判はどうか知りませんが、僕は結構好きですよ、このリメイク。
特に旧作に触れた際、不満に思っていた後半の展開が素晴らしく改善されていたので、それだけでもう合格点をあげたいなと思いました。
『新魔界大冒険』エンドロール。のび太と美夜子さんが何を話していたのか、分からないまま暈している所も切ない。
漫画版だと、自分が魔法世界の住人ではない事、帰らなければいけない事を伝えて別れるけれど、それもまた母と同じ今生の別れになる訳で。最後のやり取りを想像するだけで堪らなくなる。
これは旧作の『魔界大冒険』も同じだけど、ジャイアン、スネ夫、静香ちゃん、そして美夜子さんは魔法世界の彼等であって、元の世界の彼等じゃない。ドラえもんとのび太の記憶を共有しない冒険って、切ない(魔法世界のドラのびは何処へ?と思った人は「合言葉はチンカラホイ!魔法使いのび太」を観よう)