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shinichi takashimaさんのイラストまとめ



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あえて触覚で視覚の「透明性」に近似する事例を探すとするなら、それはたとえば「暖簾に腕押し」状態のような空振りの感触や、地面に辿りつくことなくいつまでも落下し続ける場合に起こるような独特な浮遊感のことかもしれないけど、それならわざわざ「透明」という語はあてはしないな。

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触覚的な透明性って存在するんだろうか。普通に考えれば、視覚の前提である距離を介してこそ「透明」ということが成り立つのだろうし、たとえリテラルに透明であるガラスなどの素材に接触したところで、もちろんいささかも透明感は生じない。

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モランディの風景画がその静物画と異なる一つの点は(どんなに弛く溶解しきった筆致でもマッシブかつ平坦な形態を保つところまでは同じなのだが)ところどころにアホ毛のようなヘニャモラな草が生えているところかもしれない。この草は無意識的な身体性なのか、精神性の残余なのか。

Giorgio Morandi

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個人の快感原則だけで描いているようにもみえないし、様式的な新展開を目論んでいるようにもみえないのに、無駄に多産。いったいこの人、何に(誰に)向けて作ってたんだろうか。ともあれ、エキゾチックな形象のキッチュ化、ある種の脱神秘化という側面があるにはあるかもしれない。

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(画面下方にある黒い縁取りのように見える)手前の壁面が、それがあるせいで全体のまとまりを欠いていると言うほど異質ではないのに、しかしやはり構図的に異質。単なる縁取り効果(フレーム内フレーム)と違うのは、こうした境界じたいに微妙な空間的変化が生じている点。

Thomas Jones

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ガストンは、以前の抽象表現主義的な画風を捨ててこうしたマンガ的かつ「具象」的な画風に展開することで、(それまではできなかった)何を為し得ると考えたのか。後世からみれば連続(一貫)性があるというのは確かにそうなのだが、それだと変化の只中で賭けられたものを見落としてしまうことになる。

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そう、カンディンスキーですら本物みて一番感動したのは抽象以前のフォービスム的ですらない、印象派様式のヤツだから(笑)。自然主義者ではないはずなのに、我ながら感受性が保守的だなと反省もする。実際、様式史的な展開、進歩史観にあまり興味ないしね。

Wassily Kandinsky

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チャールズ・デムズはタブローだけじゃなく、水彩ドローイングもよいよね。

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ジョセフ・ステラ、プレシジョニストの割に、一人だけ妙にサイケだよね(非ぬもの見てそう)。僕も前から気になってます。

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