児玉美月 Mizuki Kodama ・*☽:゚・⋆さんのプロフィール画像

児玉美月 Mizuki Kodama ・*☽:゚・⋆さんのイラストまとめ


【告知専用】 文筆家 単著刊行予定 共著『彼女たちのまなざし』『反=恋愛映画論』『「百合映画」完全ガイド』/文學界/文藝/群像/朝日新聞/ユリイカ/Penほか多数寄稿/RMFF,eiga worldcup,早稲田映画まつりなど映画祭審査員 連絡先📨[email protected]
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・イヴ・サンローラン(G)
・キャロル(L)
・シングルマン(G)
・クロエ(L)
・アデル、ブルーは熱い色(L)
・タンジェリン(T)
・ブローク・バックマウンテン(G)

これが全部観られる ってすごい。

2 20

『ダイアナの選択』 90分
『永遠の僕たち』90分
『今日、キミに会えたら』 90分
『サンシャイン・クリーニング』92分
…好きな映画たちが見事にほぼ90分。90分映画は良作が多いというだけでなく、何より90分というだけで人に優しい。最高です。

4 42

ヨリス・イヴェンス『雨』('29)
雨がはじまる瞬間の映画。モノクロの粗いフィルムでは捉え難い雨粒の代わりに、曇った窓ガラスや水面の波及や傘を差し行き交う人々などで雨が表象される。雨に濡らされた世界の美しさが浮かび上がってくれば、いま再び雨を愛したくなる。
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2 11

『天才作家の妻-40年目の真実』作家の夫をゴーストライターとして献身的に支えていた妻が彼のノーベル賞授賞式を契機に自我に目覚めていく。夫婦の秘密を嗅ぎつけるジャーナリストに妻が放つ言葉「犠牲者にしないで、私はもっと複雑な女」こそ全てだと思わせる結末に唸る。愛憎相半ばする夫婦模様。

4 21

『Cold War』冷戦期を生きる恋人たちの15年間を描く映画。ほとんどの構図で人物がフレームの下部に位置し二人の姿が画面を占めることがないのは、決して二人きりにはなれず鴻大な世界の過酷な状況に翻弄され続けるからだろうか。そんな世界を前にあまりに小さく映し出された恋人たちよ。

3 22


人間の恋愛相手として創造されたアンドロイドのレア・セドゥとその開発者のユアン・マクレガーというだけで既に素晴らしい映画。ドレイク・ドレマス監督らしい薄い繊細なヴェールで覆われているような質感の映像が人間とアンドロイドの間の希薄な境界線そのもののよう。

7 71

『coletteコレット』('18)
夫の名前で世に出したクロディーヌシリーズが一躍人気を博した仏の作家コレットの伝記映画。『メアリーの総て』同様、女性が男性権威社会の中で物を書くということがどういうことなのかが、彼女の性別にとらわれない恋愛模様やファッションと共に描かれる。

11 33

『アリー/スター誕生』
王道なシンデレラストーリーにストレートな伏線。そしてレディ・ガガの圧倒的な歌唱力。彼女が本物だから映画もここまで本物で在るのだと思う。レディ・ガガという奇跡の存在がいなければ成し遂げられなかった傑作。たまにはこんな真っ直ぐな涙もいい。

6 15

ポルノ映画監督エリカ・ラスト氏のトークイベント。性描写に関するモザイクや検閲の問題も出てきてとても面白かった。製作者が男性ばかりのAV産業の問題点を映画業界に例え、"シュワルツェネッガーやスタローンばかりでそこにアルモドバルやソフィア・コッポラがいないってことよ!"と…わかりやすい…

7 20

『ブルーマインド』
自身の身体の変化に不安や焦燥感を抱えながら悪友たちと頽廃的な日々を送る少女ミア。思春期に訪れる居場所のなさや閉塞感は、彼女にとって文字通り"息苦しさ"そのもの。変態が媚態を作りながら、朝でも夜でもない海へ還っていく姿の美しさに余韻が永遠に続く。

2 18