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レベッカ・ズロトヴスキ『グランド・セントラル』『プラネタリウム』の監督の2作目。泥水の中を転げる林檎の映像と虚ろな瞳のレア・セドゥの花嫁姿のイメージの連なりが強烈。原発の放射線による死への恐怖と恋愛への恐怖が互いに迸る。
#1日1本オススメ映画
ジョルジュ・フランジュ『顔のない眼』アルモドバルの『私が、生きる肌』に色濃く影響を与えた作品。顔に損傷を受けた娘のために、似た女を誘拐しては肌の移植手術に手を染める父親と助手。ラスト、行き着く先がそれまでのグロテスクさから一変して幻惑的な夢に導かれる。
#1日1本オススメ映画
『怪物はささやく』主人公の男の子の空想世界と過酷な現実の世界を行き来する度、胸が締め付けられる。怪物の話す物語の、”善人がいるとも悪人がいるとも限らないのは実際にいる人々のほとんどがその中間だから”という言葉に納得。自分の描く空想の中にこそ真実があることを教えてくれる。
カテル・キレヴィレ『あさがくるまえに』
海の中の渦をスローモーションで映し出した映像は、夥しい雲が浮かんだ空のように見えた。かと思うと、コンクリートが続く地面が波面になる。事故に遭う直前の朦朧としたシークエンスの映像が秀逸。それが海なのか、空なのか、大地なのか。
#フランス映画祭
ジュリア・デュクルノー『RAW』は女性の中の野獣性、本能が暴走していくというところで『ワイルド 私の中の獣』も思い出すけど更にスタイリッシュで圧倒的なセンス。身体が真っ青に染まったり真っ赤に染まったりと、彼女が人間ではない何かに変容していくような異様さが視覚的にも映し出される。
マイク・ミルズ『20センチュリーウーマン』とパートナーのミランダ・ジュライの『君とボクの虹色の世界』の絵面や小物の雰囲気が似通ってて可愛い。
マイク・ミルズ『20センチュリーウーマン』『人生はビギナーズ』が母子に変奏され再来したような、まさに期待を裏切ることのないマイクミルズ映画そのものだった。20世紀の女性から21世紀の女性へ送る人生賛歌。監督の私物も使いながら当時を蘇らせた、最高の1970'sムービー!