守下 尚暉(Naoki Morishita)@スペインで書籍化さんのプロフィール画像

守下 尚暉(Naoki Morishita)@スペインで書籍化さんのイラストまとめ


ライトノベル作家。
守下尚暉の作品を宣伝する為のアカウント。スペインで書籍化しました。「普遍的な美しいファンタジー」を目指しています。
ご意見・ご感想・ご批判、いつもありがとうございます。全て目を通し、次回作の参考にさせて頂きますが、全員には返信いたし兼ねますことをご了承下さい。
morishita709.wixsite.com/cudle

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《退きなさい、レイトロイヤー! このまま貴女が戦えばどうなるか、わたしには見えている》
独特の喋り方。間違いなくデインは、この小さな男をどこかで見たことがあるはずだった
《頼みましたよ。わたしの無二の親友、ディルティンバー》

4巻 第五章 邪剣ギートロイヤー 2節より

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「そうだね、正直ルブーラムの文化とかそういうの、心の底から下らない、って思っているよ」
それはカータにとって、意外な答えだった
ルブーラム皇国の要職にあるカルディアナ自身が、自分の国の文化を「下らない」と言ってのけたのだ

1巻 第三章 力という名の正義 3節より

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「ティルファン殿、いつだかレーンの居場所を突き止めた探索魔法で、スティンファーを探せないでしょうか?」
魔導師は首を横に振る
「残念だが司祭、それは無理だな。知らない人間の居場所を突き止められるほど、魔法は万能ではない」

4巻 第五章 邪剣ギートロイヤー 1節より

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マジードはカータに問い掛ける
「カータくん、もしかして図面が読めるの?」
そう、男性訓練所の少年達は皆、図面はおろか数字や文字を読めないのである
「けっ! 下らねぇ。そんなの俺達には必要ない!」
アズハルは吐き捨てるように言った

1巻 第三章 力という名の正義 2節より

2 5

言葉が通じなくとも分かる。彼等はマジードに嫌がらせをしてるのだ。見兼ねたカータは間に割って入る
「やめなよ、マジードくん怖がってるじゃないか」
するとリーダー格の少年が言葉を返した
「神の言語を話す俺に口聞こうとしてんじゃねぇ」

1巻 第三章 力という名の正義 1節より

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カルディアナ戦記1巻『月の中で見た夢』
期間:8月15日16:30~8月18日16:30(72h限定)
金額:¥580 → ¥0
無料配信の効果は分かりませんが、お盆休みということで、2年ぶりに無料配信を実施します
夏に相応しいファンタジー小説
この機会にぜひ御一読下さい

https://t.co/qFhZb1VYsE

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「ごきげんよう、オルハン。相変わらず商いに精を出しているようですわね」
シェヘラザードと呼ばれた女は、上品な仕草で口元を隠しながらも、まるで嫌味のような言葉をオルハンに返した
「いや、参りましたな。これが小生の本業で御座います」

1巻 第二章 月の中で見た夢 4節より

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カルディアナは驚かされていた。それはアイシャがこのような辺鄙な場所に居る事に対しての驚きではない
凄まじい俊敏性
まるで抜け殻のように虚ろな目をしていた少女が見せる、その尋常ならざる素早さに、カルディアナは心底驚かされていたのだ

1巻 第二章 月の中で見た夢 2節より

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「コリーナ様。わたし達が指名手配されているのはご存知ですか?」
「はい、存じ上げております」
コリーナは肯定した
「それなのに何故わたし達を助けて下さるのでしょうか?」
「そんな事、あなた達がする訳ないではありませんか。違いますか?」

4巻 第三章 信仰の道 3節より

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「俺はまだクラーレンスをリーダーと認めた訳じゃないぜ」
「どうしてだ?」
デインはライドの言葉の意味が分からず聞き返した
「リーダーはな、どんな場合であっても、グラついてちゃ駄目なんだ。その気になったら、いつでも俺にリーダーを任せな」

4巻 第三章 信仰の道 2節より

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