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黒ウサギ丸さんのイラストまとめ


成人済。妖怪研究、イラスト投稿(主に自己流妖怪図画)などをしてます。よろしくお願いします。

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自己流妖怪図画
野女(やじょ)
怪奇談絵詞に描かれている妖怪。筑前国上座群赤谷村山奥の谷川に久六という者が薪取に行くとこの妖怪に遭遇し久六に無ニ無三に組み付くので投げ返すも何度も飛びかってきた。久六は逃げきり宿に着くも絶入し、宿の人々は水や薬を与えたという
(妖怪百物語絵巻より)

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自己流妖怪図画
鐙口(あぶみくち)
百器徒然袋に描かれている鐙という馬具の妖怪。解説では能「朝長」の歌詞から引用し「膝の口をのぶかにいさせてあぶみを越しておりたたんとすれども、なんぎの手なればとおなじくうたふと夢心におぼへぬ」と述べている。

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2024-05-05


自己流妖怪図画
機尋(はたひろ)
今昔百鬼拾遺に描かれている布の妖怪。石燕の解説ではある女性が外出したきり帰らない夫への怨みを抱えたまま機織りをすると、布に念がこもり蛇の姿となり、夫の行方を探しに行ったという。

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自己流妖怪図画
産女(うぶめ)
百怪図巻などに描かれている妖怪。難産で死んだ女性の霊とされている。佐賀県や熊本県ではウグメと呼ばれており、夜に現れ人に子どもを抱かせ姿を消し、夜が明けると抱いている子どもが石塔や藁打ち棒に変わっているという。「姑獲鳥」と書く場合もある。

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自己流妖怪図画
不知火(しらぬい)
今昔画図続百鬼に描かれている怪火。旧暦7月の新月の夜などに八代海や有明海の海上に始めに1つか2つ「親火」という火が現れ、それが増えながら左右に動き最後には数千の火が横に並ぶという。景行天皇を陸まで導いたという話もある。

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自己流妖怪図画
野狐(やこ)
神格を持たない普通の狐の妖怪。人や物に化けたり、幻を見せて人を脅かすという。絵本百物語では野狐(のぎつね)という名前で描かれており、「提灯の灯りをとって蝋燭を食べることは今もよくある」と解説されている。百怪図巻などでは人に化けた姿で描かれている。

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自己流妖怪図画
芭蕉の精(ばしょうのせい)
今昔百鬼拾遺に描かれている妖怪。解説では唐土に芭蕉の精が人に化ける話があり、読経中の僧侶の元に女性の姿で現れ「非情の草木も成仏できるか」と尋ねる謡曲「芭蕉」はこのことから作られたと述べている。

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自己流妖怪図画
ヲロシヤの人魂
怪奇談絵詞に描かれている妖怪。「人々恐れをなすといえども、全く妄念でやいのたかばたなり、筋引くようなるは糸なり、風烈しと見る時は早くおろしやおろしやと言う」と解説していることからロシアを風刺して作られた妖怪とされている。
(妖怪百物語絵巻より)

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自己流妖怪図画
無垢行縢(むくむかばき)
百器徒然袋に描かれている狩りをする際に身につける毛皮「行縢」の妖怪。解説では曽我物語で工藤祐経に暗殺された河津三郎が身につけていた行縢と述べている。また、解説「夢心におもひぬ」と書かれていることから石燕の創作とされている。

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