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タカトの父・剛弘(金光宣明さん演)と母・美枝(松谷彼哉さん演)は、シリーズ初期はあまり個性をつけない様に描いていた。どんな境遇の子どもでも共感出来る〈普通さ〉の中にタカトを置きたかったからだが、中盤までくるともう、ただの平凡な夫婦ではなくなっている。
この回のジュリは極めて表情も豊かで、本当に見飽きなかった(3回観た)。
「あなたみたいな無気味なデジモン」とかもう浦沢節が炸裂しまくる。
インプモンとレナモンの関係がここでも強く繋げられている。レナモンは態度が大人っぽいのだが、やはり己の在り方に迷う未熟な存在であり、インプモンを見捨てられない何かがあったのだろう、というのが個人的な見解。
テイマー達が未熟なのと同じく、リアライズしたデジモン達の認識もまた発展途上にあるのだ。タオモンの進化バンクは大塚健さん原画。裾の払いの所作など、全てが美しい。中国の視聴者はタオモンをどう見ていたのだろうか。
16話キャンプ回が浦沢義雄さんの脚本(演出:梅澤淳稔 作監:清山滋崇 美術:渡辺佳人)。留姫はタカトとジェンが通う淀小ではなく私立に通っているので、今回の登場は一場面のみ。最近闘いが多かったからと労る意味で、レナモンに〈なぜか〉栄養ドリンクを飲ませる。流石としか……。
クライマックスで流れるのが、有澤孝紀さん作曲の「デジモンテイマーズのテーマ」。この劇判への私の思い入れは極めて大きい。有澤さんの音楽については24話までの回顧を終えたら書きたいと思っている。