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Disney+にて『ムーンナイト』全6話を鑑賞。ひとつの身体に存在する複数の人格がそれぞれ持つ“情報”の格差によって物語にサスペンスが産まれている。強烈な「?」から始まる話の作り方としては完全にミステリ。ムーンナイトの戦いのシーンでは、衣装デザインを映えさせるカットが多かった。
シネマサンシャイン姶良にて『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』を鑑賞。TVシリーズのワンエピソードに過ぎなかった『機動戦士ガンダム』第15話「ククルス・ドアンの島」に新たな設定を付け加え、さまざまな人間ドラマの交点を“島”に集約させることで、見事な“映画”に仕上がっている。
TOHOシネマズ与次郎にて『映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝』を鑑賞。“これまで”の風習を断ち切り、“これから”の時代を切り開いていく、その転換点を描くシリーズ第30作。新たな時代が来ても、それまでに起こったことが全部なくなる訳ではない着地は少し意外だったかも。
TOHOシネマズ与次郎にて『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021』を鑑賞。2年ぶりに劇場に戻ってきたドラえもんが姿を見せずに声と影だけで登場し、続くOPテーマと共に流れる“未来の科学技術”と“工夫”によって作られていく自主制作映画の映像によって、早くも涙腺を刺激させられた。
鹿児島ミッテ10にて『THE BATMAN -ザ・バットマン-』を試写で鑑賞。暗く、渋く、薄汚れ、燻んだ灰色の街、ゴッサムシティ。「国とは人」という言葉を本作に沿って「街とは人」と捩りたくなるように、街の暗部に蠢く者たちが描かれる本作だが、最終的な印象は“街そのものの話”だった。
ロマン・ギラントン監督『ミドと森のミュージシャン』を鑑賞。児童向け絵本のようなキャラクターの口から出る調子外れな歌声は、ジャイアンリサイタルもかくやと言わんばかりの惨状を引き起こすが、最後は森の動物たちとのセッションで幕を下ろす。風の音を心地よく描くのは、良い作品。 #myfff
メラニー・ロベール=トゥルヌール監督『強く抱きしめて』を鑑賞。闇夜に蠢くふたつの影。男。女。ふたりの獣。それらはやがて結びつく。かなり直接的な性描写あり。「生物とはつまり血管が張り巡らされた物体なのである」と言わんばかりの“赤”が脈打つアニメーション。 #myfff
『デリシャスパーティ♡プリキュア』第1話を鑑賞。なんか、子どもさんがご飯を美味しそうに食べているだけで泣きそうになってしまった。「たくさん食べること=パワー」なので、運動もできるし、大人を担ぐこともできるし、敵の攻撃を避ける素早さも身についている主人公ゆいちゃんの今後も楽しみ。
Netflixにて『地球外少年少女』全6話を鑑賞。起き抜けにハンモックから落ちた主人公の少年が緩やかなスピードで床に着地し、「おとといから重力あるの忘れてたぜ……」と呟くまでの冒頭シーンは、“作品世界の基準点を探るための情報”を視聴者(観客)へ伝える方法として非常にスマート。
キャロライン・シェリエ監督『オラシオ』を鑑賞。鮮やかな色彩、爽やかな真夏の風景の中で行われる殺人。その動機は観る側にも、殺人を犯した当人にも分からない。繰り返される粘液の表現の気持ち悪さと、その粘液がラストカットで“切れる”絵面がなんとも示唆的。到底理解の及ばない因果の話。 #MyFFF