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【アイ・ケイム・バイ】(’22 英)
面白かった!
”支配階級”の邸宅に侵入し、落書きを残すことで抵抗を示す男が、元判事宅で驚愕の秘密を見てしまう…
英国らしい階級を背景にした人気の状況設定だが、展開はお約束を全く踏襲せず先読みを許さない。この明らかに類似作を踏まえた脚本が嬉しい。
【アイアン・フィスト2】(’15 米他)
村に流れ着いた鍛冶屋は、平穏に暮らす望みも虚しく、またもや戦いに誘われる…
【アイアン・フィスト】の続編。鉱夫を支配する暴君との死闘を、功夫、武侠映画風に演出。前作の様な著名俳優による華やぎも無く、作り手の熱量も大幅減で格下げ感は顕著。平均作。
【回帰】(’22 アルゼンチン)
都会での過去と決別し、田舎町で暮らす女が、ある事件に巻き込まれていく…
”単純な事故”のその裏の、醜い闇が暴かれていく話。田舎ならではの権力、支配構造を、外からの異物が乱すという設定の、定型通りの展開で独自性は薄いが、好みの題材なのでまずまず楽しめた。
【林檎とポラロイド】(’20 ギリシャ他)
素晴らしかった…
記憶を失う病気が蔓延し出した頃、発症したある身元不明者が保護される…
新しい人生を築く為の医療プログラムを始める日々を見ていく。途中の違和感が示唆する男の思惑を知った時、一気に感情が溢れ出した。独創的な高感度作。
【ザ・ビッグ4】(’22 インドネシア)
面白かった!
隠遁生活を送る裏の処刑人たちに追っ手が現れ、また血塗れの死闘が始まる…
というアクションコメディ。主菜の擬斗はキレ抜群、見せ方は独創的、ゴアもホラー級と、流石のティモ・ジャヤント。ユルい笑いも血の臭いを消す効果有り。熱量漲る力作。
【クリス・ロックの勝手に激オコ】
3月5日に行われた、クリス・ロックのライブ録画。
含蓄ある政治ネタから最低の下ネタまで、縦横無尽、傍若無人のスタンダップコメディ。
白人の愚かさを笑い、返す刀で黒人を揶揄する。
ウィル・スミスの件もねっとりと弄り、爆笑に変える。
圧巻のステージだった。
【レフト -恐怖物件-】(’20 米他)
家族が休暇の為に借りた邸宅に違和感が…という屋敷ホラー。
アマンダ・セイフライドとケヴィン・ベーコンの歳の差夫婦。入りをいつもの感じにし、違う中身に誘い込む辺りは良好。謎の綺麗な後始末をする作風では無いがやや散らかし過ぎか。でもキライじゃない。
【カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇】(’19 米他)
森に移り住んだ一家の庭に隕石らしき物が落下し、程なく異変が始まる…
’27年の小説「宇宙からの色」が原作で、ささやかな幸せを望む家族を侵食していく絶望を見せる空想科学恐怖譚。懐古的な表現や展開を現代に嵌めた座りの悪さは感じる。
【テーラー 人生の仕立て屋】(’20 ギリシャ他)
父と息子で営む老舗テーラーが経営危機に。苦肉の策で屋台の仕立て屋を始めるが…
紳士服一筋の職人が、大きく頭を切り替え再生の道を模索する話。順調過ぎる大筋は物足りないが、繊細で余韻のある人間関係は巧い。作風はかなり好みで結構良かった。
【ヤクザプリンセス】(’21 ブラジル他)
面白かった!
命を狙われたのを機に、幼い頃に一家皆殺しにされたヤクザの娘であったのを知る…
謎の追っ手から逃れつつ、妖刀村正に纏わる過去を掘り起こしていくバイオレンスアクション。日本人街のサイバーパンク演出はイケるし、日伯の融合も独自性高し。