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【リベンジ・キラー】(’15 米)
麻薬王の娘をさらって身代金をせしめようとするバイオレンスロードムービー。
ダニー・トレホやトニー・トッドは狙い過ぎ感はあるが、インディーズの美点が存分に感じられるお気に入り。全てに勿体ぶらず、そして過不足無くガシガシ刻んでいくリズム感も気持ち良い。
【ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ】(’15 米)
面白い!
マスク男がキャンプ場の若者をナタで惨殺する’80sホラー映画に入り込んでしまった男女…というコメディ。
現実世界のようで、文字が出たり、ジェイソンの出囃子が聞こえたりの、映画内ならではの不思議現象が発生。おバカ加減が好み。
【フォクシー・ブラウン】(’74 米)
大切な人の為、復讐に立ち上がるスーパーバッドな女!
潜入捜査官の恋人とヤク中の兄を持つ女が大胆にセクシーに悪に鉄槌を下す。まずOPクレジットから特級。ブラックスプロイテーションの美点、ファッションや音楽も秀逸。そしてラストの見事さに激しく痺れる。
【エヴァの告白】(’13 米)
1921年、戦火を逃れポーランドから米国へ来た移民の女の苦難。
窮地を救ってくれた男の下に身を寄せるも、彼が営む商売は敬虔な女にはあまりにも耐え難い。
見せ場の告解場面など、二人の演技には見るべきものはあるが、無慈悲な作品を観過ぎたせいか、もう一つ響かず。
【Two Balloons】(’17 米)
飛行船を操るキツネザルの冒険…という9分の短編。
ストップモーションアニメなど、アナログの実写とCGの組み合わせで、質感やノスタルジックさと、楽しい視覚効果を両立。”飛行船”という名前の、どこか夢想的な語感を再認識する作品。
【スタントウーマン ハリウッドの知られざるヒーローたち】(’20 米)
スタントウーマンの創成期から現状までを、本人たちの語りに名画の場面を交え見ていくドキュメンタリー。
男社会で差別の根深い、女性には障害の多いハリウッドで、その地位を実力でもって獲得してきた努力や苦労に焦点を当てる。
【バンデラス ウクライナの英雄】(’18 ウクライナ)
’14年、ウクライナ・ドネツクの村。政府軍に潜り込んだ親露活動家を炙り出そうとする特殊部隊員の活躍。
世論工作で親露傾向の住民の為に体を張る隊員の高潔さが描かれる。作品水準の面に不足はあるが、特に興味のある題材だけに観応えは充分。
【マジカル・ガール】(’14 西他)
いや凄いなこれ…
訳有って娘の為に高価なドレスを買いたい失業中の男と、偶然、関わった心に重荷を抱える女。
無償の愛が喚起する残酷さに打ちのめされる。献身と狂気の境界線が揺らぐ怖さにも震える。人情ものの入りで油断させ、次第に本性を現す構成に完敗。