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「綺麗すぎて迫力がないな、もっとセルを汚せ」石黒昇による西崎義展の声である。アニメはここから生まれ、今のアニメは完全にこの声を消すことで成立している。ヤマト完結編ではわざわざビデオ合成で壮絶な作画を汚くしている。もの凄くもったいないが迫力はある。美女のアップに紗をかけるように。
ゲームの登場人物だからこんなもんでいいのだ。いいのだが、こいつらやっぱりあまりにも頭がおかしくないだろうか。復讐のためパンツ一丁やビキニで立ち向かう変態集団である。斧振り回すじじいが一番まともに見えるってのはどういうことだ。
「そんな…ずっとPCエンジンの方がメガドライブより優れていると騙されていただなんて…」
「陰謀論」の形成をなにかに例えられないかとずっと思っていた。それ自体は荒唐無稽という程でもない「ある傾向」へ迫る行為が、いつしか目的へと置換されて無限に渦を巻く。バキの筋肉とか族車の装飾とかロボットポンコッツの女性キャラとかの、あの感じである。仮に「目的化スパイラル」と名付ける。
「しっかりして王子様! さあこのQRコードを読み取るのよ!」 「ムチャ言うなや」
「人魚姫や、このピンクのエアブラシはマスクを複数使って結構凝っているのだよ!」 「もはや呪い関係なくないか」
「人魚姫や! 人間に正体を見破られてしまったね! これでMSX版ドラゴンスピリットやテラクレスタは立ち消えになってしまうのだよ!」 「そんな…たとえ出たところでダーウィン4078みたいな単色スプライトで萎え萎えの気配だったというのに!」
「人魚姫や! 人間に正体を見破られてしまったね! これでテレビに繋いだメガドライブのドットがめっちゃにじんでしまうのだよ!」 「まあ、おそろしくピンポイントっていうかあんま私に関係ない呪いが!」
#趣旨を誤解しているセーラームーンチャレンジ
おれは鉄平(73)おれは直角(73)朝太郎伝(77)ダッシュ勝兵(79)このあたりのチンチクリンで泥臭い主人公は、おそらく同時期の少女漫画の、おそろしく足の長い清潔な男たちと無縁ではない。それは世間で広まる新しいスマートな男性像に対しての自己肯定、アンチテーゼを具現化した図なのだ。