「怪樹の腕 〈ウィアード・テールズ〉戦前邦訳傑作選」のKindle版に収録されている、「死人の唇」(W・J・スタンパー)を読んだ。








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『子供は怖い夢を見る』宇佐美まこと
8歳の航は困窮した身重の母が宗教団体に入ったことで過酷な日々を送っているが、転校生の蒼人と親しくなり彼には不思議な力があることに気づく。やがて生まれた妹が教団による虐待で死んだのを生き返らせてほしいと蒼人に懇願し……→

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『アルフレートの時計台』斉藤洋作、森田みちよ絵
その時計台には幾つもの噂がある。「入リ口から入る人はいても出る人を見ることはない」とか「深夜三時にひとりでくると池のペガサス像が翼をはばたかせる」とか。そして「時計台の先端に白フクロウがとまっているのを→

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『あなたの後ろにいるだれか 眠れぬ夜の八つの物語』新潮文庫nex
八人の作家が競作したホラーアンソロジー。忘れた頃にふと誰かの口に上る作者不明の恐怖譚を巡る「涸れ井戸の声」、誰にも話してはいけない「穴のはなし」、霊能者と彼を疑う男の論争の先にある→

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「怪樹の腕 〈ウィアード・テールズ〉戦前邦訳傑作選」に収録されている「寄生手 バーンストラム博士の日記」をKindleで読んだ。







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クレメンス・J・ゼッツ「インディゴ」
近付く人に激しい吐き気、頭痛、目眩をもたらすインディゴ症候群、それを追う数学教師、15年後の事件、真相を探る教え子。
虚実混交し、読中はインディゴ・チルドレンに近接したような感覚と混乱。理解は及ばなかったが凄い本。

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『EAT 悪魔捜査顧問ティモシー・デイモン』 田中三五 KADOKAWA 読了

①怪物が跋扈するも情報操作で隠蔽される現代、NYPDに異形の怪物関連の事件を解決する特殊部署があるという設定の警官&怪物のバディ物
カニバリズム描写が終始カジュアルで逆に爽やか


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タニス・リーの短篇集『タマスターラー』(酒井昭伸訳 ハヤカワ文庫FT)を読了。現実には存在しないインドを舞台にした、幻想的な連作短篇集です。

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黒史郎『黒水村 クローズむら』(一迅社文庫)を読了。課外学習として山奥の村を訪れた高校生たちが、そこに閉じ込められ怪奇現象に翻弄されるというホラー小説です。

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ピーター・ウェブ,ロバート・ショート
『評伝ハンス・ベルメール』

待望の伝記。
何よりもまず最優先で読まなければならない衝動に駆られる。
ベルメール好きならば種村季弘・瀧口修造 訳の『イマージュの解剖学』と共に必携の一冊。

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R・A・マカヴォイの長篇『黒龍とお茶を』(黒丸尚訳 ハヤカワ文庫FT)を読了。龍の化身である男性と共に、行方不明になった娘を探すことになった女性の冒険とロマンスを描いた作品です。

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〈BOOKS桜鈴堂 読書で納涼キャンペーン〉は本日まで!! シングル14作品が無料。アルバム10作品が半額です。新作『黄衣の王』、『彼方の呼ぶ声』も対象なので、今のうちにぜひ。雨の日は読書日和ですしね。#日本怪奇幻想読者クラブ

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藤原審爾『大妖怪』は妖怪小説6作を収録した短編集。
「篠乃隧道由来」は巨大な蛸の怪物との壮絶な戦いを描いた作品です。

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〈BOOKS桜鈴堂 読書で納涼キャンペーン〉スタート!! 全24作品が対象。この機会にぜひ古典文学の世界へ。写真は今後のラインナップの一部。お楽しみに。2021年、後半戦も気合い入れて行きましょ!!

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フランク・ボーム『ガラスの犬 ボーム童話集』(津森優子訳 岩波少年文庫)を読了。『オズの魔法使い』で知られるアメリカのファンタジー作家ボームによる、ユーモアと皮肉にあふれた童話集です。

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『ナイトランド・クォータリー』vol.25(特集・メメント・モリ〈死を想え〉~病疾に蠢く死の舞踏)
アンソロジーで読んだ短編が印象的だったT・F・ポウイスの「鍋と布巾」が掲載されているのが嬉しい。

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イタリアの幻想文学アンソロジーを検索中。トップに出てくるのはイタロ・カルヴィーノ編のアンソロジー『Racconti fantastici dell'Ottocento(19世紀幻想小説集)』英米仏露の幻想文学を概観するアンソロジーのようですね。#日本怪奇幻想読者クラブ
https://t.co/wJJubQ1uBC
https://t.co/OQ2sgo2iqE

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伝奇小説の文庫本を3冊購入。
藤本泉『呪いの聖域』
西村寿行『鬼』『血の翳り』

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ヨシ先生の"Clark Ashton Smith: A Comprehensive Bibliography"に誤記を発見。
Ⅱ.A.ⅶ.3 "Atorantisu no noroi"の項に
Tokyo: Kokusho Kankokai, 1986
と記されていますが、『アトランティスの呪い』の版元は国書刊行会ではなくポプラ社、刊行年は1985年です。

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鉱物テーマといえば思い出すのが『幻想文学』第10号(特集:石の夢・石の花 鉱物幻想の世界)。
稲垣足穂「水晶物語」もこの号で最初に読んで惚れこんだのでした。

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