リィナが、目を覚ました。
あの子はトライ・ヘッドに拾われてから今まで、記憶を失っていたのだという。
急速な記憶の回復に際し、情報の整理と負担の軽減のために意識を閉じていたのが丸一日に及ぶ眠りの原因ではないか――
事情を聴いたロシリア殿の、それが結論だった。
(続)

1 19




「此方特務部隊ZOO“献身鯨”、要請により“支援”に入ります!」
「洞察さんと優雅さんがいるなら、尚更支援しないと!……今回は砲でなくチェーンソーで道を開きますよッ!」 https://t.co/LUwCQpTXJb

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「ひとまず、離脱はしたものの……どうしたものですか」
「クルスト様、その……」
「……先程眠ってしまって、まだ目を覚まさん。呼吸は安定しているようだが、全く起きる気配がない。
いずれにせよ、この状態で戦闘は不可能だ。どうすればいい。どうすれば……ッ!」

0 15



GT「隊長、よろしかったので?」

『違和感なく救援に向かえるのは、我らの機体が適任です
制空権確保後、速やかに離脱…速さの勝負になりますよ…!!』(ルーズランス卿…。どの星も自由に行き来するというのは、難しい事、ですね…!!) https://t.co/aMdHSgc5yt

0 14



ーー極東/皆月製作所ドック

「……これだけの激戦をよく潜り抜けたモノです。損傷は浅かったので修理は済みましたがーー」
「……更に改装が必要だよね。輸送艦といえ、何かしらの“長所”がいる……」

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「……最近、三勢力のぶつかり合いが減ったなぁ」
「それだけを聞くと、良いことのように思えますけど、実際は――」
「別の"敵"がいる。それだけだ」
「ボルドーの一件に不死鳥狩り、そして――COLORS、でしたっけ?」
「しかもソイツ等も結局のとこ、三勢力のどっかから出てきた連中だ」(続)

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予告
「艦から……離れろぉッ!?」
「羨ましいな……それは、少し前に私が喪ったものだ」
「いやぁぁぁぁぁぁッ?!」

「……さようなら」

トライ・ヘッドの物語、ついに……ッ!?
次回公式戦にて公開予定ッ!(続)

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レックス「ゼロ、お前連合とやり合って来たんだってな」
ゼロ「あぁ、閣僚のお付きの機体だったしかもスカイライザーのコピーだ」
レックス「あれを真似できるなんてやるもんだ」
ゼロ「正確にはバッタもんだよ、火力に振りすぎて飛ぶのがやっとな機体さ」

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SCENE.OP
「……じゃ、そろそろ行こうか」
「あ……うん」
機体のオーバーホールと、改修型ヘッド・クォーターの微調整に久しぶりに戻った基地の食堂。朝食を終えて、リィナとふたり、席を立つ。
「いてら~」
「気を付けてな。……楽しんで来い」
「ありがとうございます」(続)

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「あ、トオル!お帰りなさ……」
「うん……」
「え?」
「おい、待てコラ!」
「あ、あの。何かあったんですか?」
「あぁいや、大丈夫…には見えなかったな」
「あの、わたし、どうしたら……」
「悪ィ、あのバカにゃ後で謝りに行かせるからよ。今はオレらに任せてくれ」
「はい…」(続)

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ブロッサム「と、言う訳でボクが連合軍のラビオットの上半身とバイロン軍シエルノヴァの下半身と各陣営の最も堅牢な機体をマクシオン謹製希少鉱物装甲で強化したのが、この『アクロオー』なんだオン!」
ザワギ「ブロッサムその語尾はなんだオン」
アイリス「二人共移ってますね」
https://t.co/dQPXQ7UHjv

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「……うぅ身体痛い、動けない……」
「あはは……アタシも喉ガラガラだしぃ~」
「フルバーストどころかマキシムまで使ったんなら反動デカくて当たり前だ
ミリーも休みなしでどれだけ声出したと思ってる?」
「「……反省してます」」

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〈もう間もなく指定ポイントだ。準備は良いか?〉
輸送機内の通信で機長から確認が入る。
「こちら2号機、チェックは終わってるぜ。」
「4号機だ、いつでもどうぞ。」
「3号機もオーケーだ。問題ねぇ」
「同じく5号機、各部異常無し。レイジは?」

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ーー砂漠都市

「私宛に、しかもMSC特権付与。……差出人はあの時に観測情報送った部隊からだ」
「ーー伯爵の願いを成就させるわけにはいかないかな、っと。カラーレス起動。……No.54出撃するよ」

https://t.co/EiPD83RkuN

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「………」
「“教団“にしこたまやられましたからね。
とてもじゃないけど、修理、間に合いませんよ?」

https://t.co/flecD0tMEO

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「マク、シオン?」
「そうだ。それが最近話題の第三勢力の名前だ。バイロンとはまた異なる宇宙人らしい。」
「んで、何しに来たんだその"マ軍"ってのは?」
「即座に名前を覚えることを放棄しましたね隊長……」
「気にするな坊主、予想通りだ……曰く、"ゲート技術の独占"らしい」(続)

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~ヘッドクォーター内 休憩室~
「……」
「センパイ?何を読んでるんですか?」
「報告書だよ。お前さんも聞いてるだろ?最近頻発する謎のゲート反応と所属不明のEXM」
「ええ。最近だと欧州A王国の騎士型EXM合同軍事演習襲撃事件――"騎士大戦"終結も、その謎のゲートが原因だって……」(続)

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~バイロン軍基地医務室~
「目を、覚ましたと聞いてな。見舞いに来た。具合は、どうだ?」
「ここのスタッフは優秀ですし、良い設備も揃っています。今はこの有様ですが、跡すらほぼ残らぬと」
「そうか。本当に、良かった……私などのために、お前が傷付く、ましてや命を失うなど――」(続)

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ミカ「ハーゼが太った!?」
P「……わかってて言ってるな?
部隊内同一規格に合わせてベース機がアルトからラビオットに仕様変更になっただろう」
ミカ「それにしても、膝周りが随分スッキリしたね~」
P「アルトならいいがラビオットだと可動的に厳しいからな、簡略化した」

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「ようやくお目覚めのようですね」
少女の声かけでやっとアダムのパイロットは目覚めた。
「あなたを味方につける...これは命令されたことなので」

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