フォロワーさんに薦められた宇佐美りん氏の『推し、燃ゆ』を読み終えました。
推しが起こした事件から発展する主人公の心理、淡々と進む展開と表現が目を追う僕を飽きさせず読めました。
推し=idol(神)=自分=人間
解釈が色々楽しめて面白い。

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『推し、燃ゆ』/宇佐美りん
パッと読めるんだけど中身すごく重い。推しとピーターパン症候群の絡ませ方が巧みで、現代に生きる者としては生々しく想像でき、説得力以上の何かを感じました。推しは推せる時に推せとは言うけれど…。読み終わった後にも残るお話。

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宇佐美りんさん『くるまの娘』#読了。本作でも家族というテーマに挑む著者。

家族ゆえの加害者・被害者の別なさ、問題が自分の内なのか外なのかわからぬ息苦しさに、追い詰められるように読んだ。

人が簡単に言葉にし得ないものを、正確に書き取る作家が、宇佐美りんさんだと改めて感じた。

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かか📚宇佐美りん
19歳女性うーちゃんは
大好きな母親=かかの壊れた精神を
救いたいと深く悩んでいた

一人称の方言で語られた文体が
うーちゃんの心情を
過不足なく描き凄い迫力を生んでいる

著者自身も19歳でこれがデビュー作
今後の作品も注目したい

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◆推し、燃ゆ/宇佐美りん
:芥川賞作品は苦手が多いのですが、短めなのと語りが高校年代あかり(主人公)で読みやすかったです。病気で生きづらさを抱えるあかりの生活の日々と推しアイドル炎上のなりゆきに心を寄せる様子を読み進めました
№16 (再送)

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かか 宇佐美りん 読書
「沈黙はおりるのではなく、背中から追い付いてくるのです」
この表現にゾッとしました。
内側のドロドロを目の前にずっと貼り付けられている気分。
かかの一人を想像した時、胸が痛み寂しくなるのは子供にとっての呪いなのか、愛なのか
みなさんもぜひ95

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宇佐美りん『推し、燃ゆ』
「推し」への熱量が凄すぎて圧倒された。私はこんなに1つの何かに全部を注ぐほどハマったことないや、、
最後の作者紹介まで読んだら5歳も年下でびっくりした

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「推し、燃ゆ」宇佐美りん著

気になっててやっと読みました。主人公である女子高生が、好きなアイドルがファンを殴る事件が発生。そのアイドルを推していく様と、彼女が向き合う現実世界が対比となって描かれる。

読後は、最後の結末に圧倒されてされて呆然としました。著者の若い故の鋭い感性が文章

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この二冊は、
(自称・他称を問わず)オタクと称される民は一読すべきだと思う(((uдu*)ゥンゥン




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宇佐美りん『推し、燃ゆ』(河出書房新社)は中上フォロワーだけあって、全く若さを感じさせない老獪な文章がとても良いが、しかしテーマに思えた「推し文化」については、『かか』の時から問題にしている「家族という枠のいびつさ」を描くために用意された「今っぽさの演出装置」に終始する感もある。

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推し、燃ゆ 宇佐美りん
推しが、人を殴って炎上した。

面白い
共感。推しがいた人生を送った後に、それがいなくなるとただ日々が流れてるだけのように感じる。自分も昔、同じようなことを体験したから。そして結局今も推しがいる。オタクの究極系?いや誰でもなるし、なれるのか。
皆さんもぜひ 63

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2021年、12冊目
推し、燃ゆ
宇佐美りん

言葉がぜんぶ詩的で、世界観にひたっていた。

>推しが感じている世界、見ている世界をわたしも見たい。作品も人もまるごと解釈し続ける。

> 推しのいない人生は余生だった。

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推し、燃ゆ
これ読んでみたいけど文庫本出てからだな

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電子書籍で「推し、燃ゆ」買いました。ちょっと大きめの声で言いますが、ももいろクローバーZの高城れにさんが読んでいるから宇佐美りんさんの作品を読んで見たいと思いました。

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「推し」って言葉の使われ方が気になる。以前はアイドル界隈での専門用語だったけど、今ではnon-noやBAILAやGINGERなど女性誌の特集タイトルに使われたり、宇佐美りん先生の『推し、燃ゆ』も印象的。漫画だと『推しの子』『推しが武道館いってくれたら死ぬ』も人気。もはやオタク用語のイメージない。

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【第164回芥川賞&直木賞決定】

芥川龍之介賞
㊗️「推し、燃ゆ」
宇佐美りん(河出書房新社)

直木三十五賞
㊗️「心淋し川」
西條奈加(集英社)

受賞おめでとうございます🎉

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The Winner of The 164th
📚 Title: 推し、燃ゆ (Push, Burning Yu)
✍️ Author: 宇佐美りん (Usami Rin)

The Winner of The 164th
📚 Title: 心淋し川 (The River of Lonely Heart)
✍️ Author: 西條奈加 (Saijo Naka) https://t.co/j89M7dkSmL

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宇佐美りん著『推し、燃ゆ』読了
アイドルの上野正幸が、高校生山下あかりの「推し」だった。彼女の部屋は推しのグッズで満たされ、彼女のバイトは推しのCDを大量購入するため。推しは彼女の背骨だった。
その上野正幸がファンの女性を殴ったとしてSNS上で炎上した。
芥川賞候補らしい濃密な心理描写😐

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