//=time() ?>
「当たらなければ~」とか「戦艦並みのビーム砲を~」みたいな名セリフ的シーンでなくて、アムロが苦し紛れに放ったガンダム・パンチになぜか盛大にビビッて間一髪で躱すとこのシャア…なんでこんなとこから選んだの?
これ
既存の共通言語に沿って(応用はしても)素直に受け取ってるだけだから。韓国語を自力で解析して理解したならすげぇけど、韓国の言葉を見てもただ言語を習って知って照らし合わせてるだけに過ぎないんだから。それを「僕には"読み解く優秀さ"がある」なんて自惚れるのは滑稽だ。
まぁ回収される10話を待たずとも9話そのときの時点で李博士が直接「喰らった」ことは描写されているので、死亡までしてしまったか、重傷で留まったかが焦点ではあった。いちど視界が霞んでるから主観視点で、メガネがとれたとかでもない。一撃を受けてまだ絶命する前の主観映像。
間接表現というのは半ば約束事のようなもので、「こういう描写はこういう意味」ってのがだいたい共通言語として確立されていて、たとえば回想の会食シーンでは両脇ふたりにこれみよがしに飲み食いさせつつ、李博士だけいっさいなにも口にさせない。この人だけこの世の者でないので。
人種表現はいささかルーズだがジェンダーには留意が行き届いてるのがゴジラSP。「えらいひと会議」ではさすがに構成比率50:50な守旧派に違和感を起こすまでのものにはなっていないが、各面に女性を配置し必ず議論の画角に女性参加者が入るようにしてる。
手首のオフセットについては「ポケモンレンジャー バトナージ」発表時にこのグローブのデザインをベタ褒めしたことを思い出す。腕を突き出し前腕につけた器具からまっすぐ射出する…ときの手首上の角度は、手の真ん中の中指方向でなく、こうやって人差し指側に傾くのが正解。
ゴジラSP世界のジェンダー観は相当にフラットに尽くされている。いるけれど、性、人種、国籍、障害…「価値観」ってやつはどんな案件にでも等しく働くようなモンじゃない。同7話、銘らが渡英しようとするくだり。…肌が黒、いや褐色の人物も見渡す限りひとりもいない。「ドバイからロンドン」なのに。
まぁそれで今回のジェットジャガー仕様変更のくだりですね。金原さとみ事務が聖槍・アンギラスの穂先の組みつけ作業で思いっきり力仕事をする。男女混成チームだと「こういうのは男の仕事」にされがちなところ、スッとこれをやてくれるのはジェンダーロール打破の観点でとても評価が高い。
ゴジラSP第7話。オオタキファクトリー総出でジェットジャガーの仕様変更作業するんですが、いちばんの力仕事をスッと金原さとみ氏がやってんですよね(アンギラスの角を見せるべく箱を開けたのは侍だがそれはさとみちゃんに見せるため)。こういうのはついつい過剰に男性のロールにされてしまいがち。