フェイル星人 マロナさんのプロフィール画像

フェイル星人 マロナさんのイラストまとめ


わっははは!!!地球侵略を企む恐ろしいフェイル星人様だぞ!!!覚悟しろ地球人!!!

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ナナツメから“それ”を受け取った小夜子はしかし、車から降りてしまう。

そして大声で、手にしたマイクへと呼び掛けた。

『まゆ!!!聴こえる!?ママよ!!!まゆ!!!!』

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「───────ギャォォォォォォ!!!!」

一瞬動きの止まったドローザだが、直ぐにまた動き出し、進軍を再開する。

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邪魔なアリアを振り払い、ドローザは一方向への進撃を続ける。歩きながらその肉はドンドンそげ落ち、骨も折れて朽ち果てながらも、その脚は歩みを止めようとしなかった。

「ギャォォォォォォ!!!!!」

叫ぶように鳴くドローザ。

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「───────例えそうだとしても」

車内で俯いていた小夜子だったが、小さく息を吐き出すと顔を上げる。

「ありがとうございます。今は、それしか言葉はありません」

そうして、車はドローザへ向けて進んでいくのだった。

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驚いた表情を浮かべる小夜子。

「い、いいんですか?貴女は、私を止めに来たものだとばかり………」

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「────────行きます。止められても、絶対に。あの子が、私のことを呼んでいるんです。だから……」

強い意思を孕んだ目をナナツメへと向ける小夜子。
後で逮捕されることになっても構わないという、そういった力の篭った目であった。

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相変わらず静かな部屋の中、小夜子は隣のナナツメに目を向けることなく、小さく頷いた。

「はい。………昨日よりも、ハッキリと…………。あの子は、家に帰りたがっているんです。きっと今、あの子はここを目指しています………」

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アリアを跳ね退けると、邪魔だとばかりに音波攻撃を行うドローザ。

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ギュイィィィィィィィィ!!!!!

更に音波攻撃を続けるドローザ。
その余波は空中のAACRにも届いていた。

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ギュイィィィィィィィィ!!!!!

しかしドローザは、先日使用した音波による攻撃を行った。強烈な音波が防壁となってミサイルを爆破し、その爆煙がビームの軌道を逸らしてしまう。

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