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@AACR51630887 @ultralady_Aria ナナツメから“それ”を受け取った小夜子はしかし、車から降りてしまう。
そして大声で、手にしたマイクへと呼び掛けた。
『まゆ!!!聴こえる!?ママよ!!!まゆ!!!!』
@AACR51630887 @ultralady_Aria 「───────ギャォォォォォォ!!!!」
一瞬動きの止まったドローザだが、直ぐにまた動き出し、進軍を再開する。
@ultralady_Aria @AACR51630887 邪魔なアリアを振り払い、ドローザは一方向への進撃を続ける。歩きながらその肉はドンドンそげ落ち、骨も折れて朽ち果てながらも、その脚は歩みを止めようとしなかった。
「ギャォォォォォォ!!!!!」
叫ぶように鳴くドローザ。
@AACR51630887 @ultralady_Aria 「───────例えそうだとしても」
車内で俯いていた小夜子だったが、小さく息を吐き出すと顔を上げる。
「ありがとうございます。今は、それしか言葉はありません」
そうして、車はドローザへ向けて進んでいくのだった。
@AACR51630887 @ultralady_Aria 驚いた表情を浮かべる小夜子。
「い、いいんですか?貴女は、私を止めに来たものだとばかり………」
@AACR51630887 @ultralady_Aria 「────────行きます。止められても、絶対に。あの子が、私のことを呼んでいるんです。だから……」
強い意思を孕んだ目をナナツメへと向ける小夜子。
後で逮捕されることになっても構わないという、そういった力の篭った目であった。
@AACR51630887 @ultralady_Aria 相変わらず静かな部屋の中、小夜子は隣のナナツメに目を向けることなく、小さく頷いた。
「はい。………昨日よりも、ハッキリと…………。あの子は、家に帰りたがっているんです。きっと今、あの子はここを目指しています………」
@AACR51630887 @ultralady_Aria ギュイィィィィィィィィ!!!!!
更に音波攻撃を続けるドローザ。
その余波は空中のAACRにも届いていた。
@AACR51630887 @ultralady_Aria ギュイィィィィィィィィ!!!!!
しかしドローザは、先日使用した音波による攻撃を行った。強烈な音波が防壁となってミサイルを爆破し、その爆煙がビームの軌道を逸らしてしまう。