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@AACR51630887 @ultralady_Aria ドローザは真っすぐに進軍を続けている。
もう三日も避難生活を余儀なくされている近隣住民のストレスは相当のものであり、ここで仕留められなければAACRへの信頼は地に落ちてしまうだろう。
@AACR51630887 @ultralady_Aria 翌日になり、ボロボロのドローザが地中から這い出してきた。
相変わらず生体反応はない。死者が動いている、正にゾンビのような姿のドローザは周囲をぐるぐると見渡すと、ある方角へと見切りを付け、進軍を開始する。
@ultralady_Aria @AACR51630887 「いえ、そう思われるのは、当たり前だと思います。おかしな話ですから………」
ですが、と前置いて口を開く小夜子。
「ですがやはりあの怪獣は、私の娘です。どんな姿であっても、私には分かるんです。そうだとしか、思えない…………」
そう呟くその声は、涙に震えていた。
@ultralady_Aria @AACR51630887 「朝になって、また声が聴こえたんです。家に帰りたいって、まゆの声が……。私、声が大きくなる方に向かって行ったら、あの怪獣がいたんです。間違いありません、あれはまゆなんです!」
@ultralady_Aria @AACR51630887 「そこから先の日々は、空虚でした。私、自分がどうして生きているのかも分からなくて。ですが昨日の夜、声が聴こえたんです。ママって。あの声は間違いなく、まゆのものでした。まゆの声で、暗くて狭くて怖いよって、私の頭に響いたんです。それが何なのか、昨晩は分からなかったのですが………」
@ultralady_Aria @AACR51630887 「あの日のことは、絶対に忘れません。あの子が事故にあったと会社に連絡が入って、それで…………。脇見運転のトラックが、学校帰りのあの子に突っ込んだんです。家まであと二百メートルという所で、私は会社から直行したけれど、あの子の死に目にすら会えなくて………」
呟くように口にする小夜子。
@AACR51630887 @ultralady_Aria 時計の音が、かちかちと耳に残る。
小夜子の家内、静寂の中で三人は、机を挟んで向かい合っていた。
「────すみません。こんな家で……。半年前から、何もする気力が起きないんです」
ややあって、そう静かに口にしたのは小夜子であった。
@AACR51630887 @ultralady_Aria 「こんなことを言って、おかしいかと思われるかもしれませんが、あれは絶対、娘のまゆなんです…………。だから…………」
ナナツメの問いに、うわ言のようにそう繰り返す小夜子。
彼女の様子に、アルナとナナツメは顔を見合わせた。
@ultralady_Aria @AACR51630887 「でも!でも!!!!」
小夜子と二人が押し問答をしている間にドローザは地面に潜り始め、あっという間に姿をくらませてしまった。
@AACR51630887 @ultralady_Aria 「攻撃をやめて下さい!!!!あの怪獣は、────あの怪獣は私の娘なんです!!!」
ナナツメたちに向かって、訳の分からない言葉を叫ぶ小夜子。尚も制止を振り切ってドローザに近付こうとする。