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8/4まで再販セールしてます。
今回は、岩、木、水の単品メイキング本も再販しています。
どういった考えで色を置くのか、どういったタッチを加えていくのか、教わったことや経験で得たものに、僕なりの理由を加えて解説しました。
ぜひ描いてみてくださいね。 https://t.co/DlQSpBfYbQ
絵の中には大事に使いたい色があります。
赤・オレンジのマグマに黄色を混ぜて使うと、マグマが良い感じに発光して見えたり、温度が上がって感じられるのですが、それを全体に足してしまうと単調な絵になってしまいます。
ここぞというところに絞って使いたいですね。
「岩」という題材でも、絵の中での役割や場所によって描き方が変わってきたりします。
ひとつ描き方を覚えたら、次はちょっと違った描き方をしてみる。
試したいことを次々と見つけられると、ひとつの題材でも興味を持って描き続けられて良いかもしれません。
とにかく煙突が描きたくて描いた背景です。
屋根裏を通っている煙突の写真を見て、なんだか描きたくなったのを覚えてます。
あれこれと考えて描いてはいますが、まず大事なのは「これが描きたい!」というテーマと言うか、核というか、衝動のようなものだと思ってます。無くさずに居たいです。
僕は元ゲーム会社の社員で、その時は背景の3Dモデルを作ることが仕事でした。
その時から絵を描くことに憧れはあって、少しずつ絵を練習していました。
当時やったことは、木、岩など単品から練習して描けるようになることです。描けるものを少しずつ増やしていくことが大事だった気がします。
ずいぶん昔の絵ですが、夏の強い日差しを描きたかった絵です。
こんなに強い光なのに、反射光の表現があんまり無い…。
太陽、反射光、スカイライトの3つの光源を上手く使って、日差しを表現出来ると良いですねぇ。今ならもっと良く描けそう。
何気なく描いているつもりでも、何かしら考えて描いているものだと思います。
この絵を描いているときはひんやりした感じを描こうと一生懸命でしたが、後から見返すと階段から見下ろした構図も大事な要素になってます。
描いたあとからでも表現できたものを言葉にするのは大事な練習だと思ってます。
質感について少しコツ的なやつも。
どれくらい周りを反射するか…という違いで質感を描くと、描きこまずにそれらしく描けて面白いです。
暖炉を組んである石と、その溝に埋めたセメントっぽいもの。
反射率の違いで途中から明るさが逆転してます。
これ上手く描けたとき最高に楽しいですよ。
この絵を描いていた時期に、僕の絵の先生から「質感をちゃんと描けるようになると良いね」という指導を受けました。
僕はそれまで描けているつもりでしたが、描けていないと思うとまだまだできることがたくさんあることに気が付きます。
この絵は全体的に描き込みが強いのですが、奥を黄色く描き潰したりシルエットが際立つような描き方をして、見やすくなるように試みました。
絵を見やすくする工夫は他にもあります。昨日ツイートした描き込みのバランスもその一つだと思ってます。