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弱い光のライティングについて
曇りや雨の日は太陽の光がすごく弱くなり、物の色(固有色)が目立つようになります。
物をちゃんと描くことが勝負ポイントになるので、なかなか大変です。コツコツ描きましょう。
印象に残る色について
「光」「カゲ」「空気」の3色を決めておくと、絵がまとまりやすくなります。
そのなかで1つでも目立つ色があれば、それを絵の印象にすることが出来るかもしれません。
この絵では、光と空気の色を抑え目にし、カゲの色を空と同じ強い青にして、さわやかな感じを狙いました。
背景画をはじめた頃、描いた物で画面を埋めることで精一杯で、まともなものが仕上がりませんでした。
それから僕がやったのは、まずは単品を描ききる力をつけることです。
「岩」だけ描けるように。
次は「木」だけ。次は「岩と木」。
基礎的なモチーフは何度描いても難しいし学びになります。
ドロップシャドウについて
ものに遮られてできる影は、うまく使えると奥行きを表現したり、画面の外側に広がりを感じさせたりと、良い感じの効果があります。
画面の手前から影→光→影→光とドロップシャドウを配置すると、なんだか奥に進んで行きたくなる絵になる気がします?
グレーについて
炎の赤色と奥行きの青色が目立つ絵ですが、つなぎの灰色に色味を持たせることが難しかった絵です。
絵具では補色を混ぜ合わせて色味のあるグレーを作れますが、デジタルで灰色に色味を持たせるには「この色味のグレーを使おう!」と意識しないとなかなか選べない気がします。
地塗りについて
青や緑の色をたくさん使う絵では、描き始める前に暖色を全体に塗って下地を作っておくと良いです。
塗り込んでいっても、チラッと下地の色を感じて、青や緑がキレイに見えてくれます。
もの描く時には「どうやってできているか」を考えるようにしています。
自分なりの考えをもって描くと、見ている人に「こうやってできてるのね」と楽しんでもらえる気がしてます。
コントラストについて
色を無くしても良い感じの絵と、色を無くすとダメになる絵がある…気がします。
前者は明度の差で絵作りをしていて、後者は色味の差で絵作りをしている…気がします。
前者はシルエットを効かせたカッコイイ絵になりがちで、なんとなくこちらが流行ってる…気がします。
絵の見せ場について
← 空の色が大事
→ 水の色が大事
極端な例ですが、右の絵で左の絵のようなガツンとした空の色を使っちゃうと、水の透明感や影のひんやり感が伝わりにくくなってしまいます。
いつでも同じキレイな色を使えばいい…というわけでは無いのが、絵の面白さだなと思います笑
「絵の点数」「良いところ」「悪いところ」
上手い絵を見て「すげー」ではダメ。何が上手くいっていて良い絵なのか考える。
先生からの受け売りですが、僕が成長に必要だったと感じた色んなことを「習慣術2」にはとても真面目に書きました。
今日(10/1)まで再販していますので、ぜひ見てね! https://t.co/7y9BHXAf5P