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↑という事を、リスペクト=コミュニケーションとして、恋愛漫画のフォーマットの中で真摯に描いた作品が、松虫あられさんの『自転車屋さんの高橋くん』。なので、推さずにはいられない。
科学音痴なので『プロジェクト・ヘイル・メアリー』で描かれる、(特に難解ではないはずの)科学実験や考察の中身を、半分も理解できていないはずなのに、それでもプロットの巧みさによる次に何が起こるのか分からないワクワク感、そして語り口の面白さで、読む手がまったく止まらないのが本作の凄さ。
女性プロアスリート(フードファイター)の本格スポーツ兼お仕事小説で、過剰な食べ物を身体に収めていく競技の苦しさと、20代の女性に向けられる、何気ない、ただ少しづつ尊厳を削り取る言葉が心に溜まっていく苦しさが重なり合い、限界に向かう『エラー』は、今年もっと話題になってしかるべき作品。 https://t.co/Xxj5OSeAjk
未DVD化のカトリーヌ・ドヌーヴ主演『海辺のホテルにて』(1981)がU-NEXTで配信中!
オフシーズンの海辺の街を舞台に、夫の死から立ち直ろうとする女と、女を愛するが故、亡き夫の影に怯える男の、言わば陰鬱な『めぞん一刻』ですが、とにかくファッションが素晴らしいのと、絵画的な映像が美しい。
台北郊外の幸福路を舞台に、蒋介石が死去した同日、1975年4月5日生まれの女性の半生を描いた『幸福路のチー』(2017)。
80年代初頭、戒厳令下での台湾語が禁止された学校教育や、87年の戒厳令解除から90年の三月学生運動、99年の921大地震などなど、台湾の近現代史の勉強にもなる。
家出の末に辿り着いた大阪で、所持金を失くした3人が、西成の公園のテント村でホームレスの暮らしを体験する『ズッコケ家出大旅行』(2000)。
アトリエ・セントー 駒形千夏訳『鬼火 フランス人ふたり組の日本妖怪紀行』
朱天文 樋口 裕子/小坂 史子 編・訳『侯孝賢と私の台湾ニューシネマ』
山下紘加『エラー』
#2021年上半期の本ベスト10