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本来、数珠とはお経を読む回数を数える道具でした。
「数を念ずる」「数を記す」と言うところから「数珠」と呼ばれるようになったと言われています。
珠の1つ1つが煩悩を司る仏様であり、元々は108個ありましたが、現在は数を減らした略式のものが多く使われています。
今では子供の水遊びや湯水で体を洗うという意味の行水ですが、お経では「食事の後に器や手を洗う」事を表していました。
これが読経の前に手や口をすすぐ事を言うようになり、更には神仏に祈る時、水で身体を洗い清める事を言うようになったのです。
「流転」とはインドのサンスクリット語ではサンサーラと言い「さまよう」という意味の動詞ですが、中国では輪廻と訳されました。
生死を繰り返し、真宵の世界をさすらう事から、境遇が次から次へと変化してゆく様を表すようになりました。
日本では七夕を 「棚幡」 とも書き、7月7日は旧暦のお盆初めの日に当たる為、
ご先祖様を迎える精霊棚(しょうりょうたな)に安置する幡(仏教祭祀用の旗)の事でもありました。
この事から今でも七夕の日にお盆の準備を始める地方もあるそうです。
明日7月7日はカルピスの誕生日です。
「カル」はカルシウム、「ピス」はサンスクリット語で牛乳を精製すると4番目にできる「サルピス」からとられています。
当初は最上位の醍醐味(だいごみ)ことサルピルとする案もありましたが、語感からカルピスになりました。
やる気が出ないという意味の「おっくう」ですが、仏教では「おっこう」と読みます。
100年に一度天女が高山に舞い降り羽衣で撫で、山が消滅するまでの時間の一億倍が「億劫」で、考えられない程の長い時間を表します。
この事から「時間がかかる為、面倒に感じる」という意味になりました。
葛藤とは葛(かずら)と藤(ふじ)の2つのツル草が絡まっている状態を、容易に断ち切ることのできない煩悩に例えて仏典などで使われた言葉です。
後に難解な仏典の言葉にとらわれて議論が尽きないことを指して葛藤と言い、その論議を断ちきる事を葛藤断句 (かっとうだんく) と言いました。