紫雲山 大泉寺さんのプロフィール画像

紫雲山 大泉寺さんのイラストまとめ


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以前スタンプ用に描いた言葉をリニューアル。
「坊主」とは、僧房の主(あるじ)「房主」と書くのが始まりで、お坊さん全般ではなく一坊の主としての住持や住職を指していました。
てるてる坊主はアニメ「一休さん」のエンディングをイメージしました。
旧版も併せてどうぞ

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今は寺社でのお祭りや出店を指し「縁日」と言いますが、本来は神仏の生誕や降臨などに縁(ゆかり)のある日、「有縁(うえん)の日」の事を指します。
特にご利益がある日とされ、多くの人が寺社に参詣した事から後に夜店や見世物小屋などが立つようになり、今の縁日になりました。

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般若とはパーリ語のパンニャーに由来し、
修行の結果得られたさとりの智慧を言います。
特に大乗仏教では空の理解の事を指します。
尚、「般若の面」の起源には諸説ありますが、仏教で用いられる般若とは何の関係もないそうです。

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閻魔は仏教だけでなく、古くは北欧神話にも同起源を持つ神で、古代インドの聖典である『リグ・ヴェーダ』では人間の祖とも言われ、最初の死者となり死者の国の王となったと言われています。
その後はヒンドゥー教などでも地獄の王として死者の生前の罪を裁く神とされるようになりました。

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大般涅槃経というお経に、王様が家来に油の入った鉢を持たせて宮殿の中を歩かせ、一滴でもこぼしたら抜刀した見張りの家臣に命を断てと命じたとあり、この故事が「油断」の語源となったと言う説があります。
つまり「断つ」のは「油」ではなく命のほうなのです。

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先日アップした「火宅」に限らず、仏教では煩悩を火に喩える事が多々あります。
今でも火事は無くならず、多くの方が命や財産を失われています。
それだけ火の制御は古今を問わず難しい事なのです。
雑阿含経にも燃焼という章で言及されており、以前アップしたシャカもんでもモチーフにしています。続

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昨日の畜生を描くにあたって、初めて畜生とは動物だけでなく魚や昆虫のことも指すと知りました。
畜産などのイメージが強かったからかもしれませんが、まだまだ知ら無い事が多いです。
最近は食糧不足を解決するのは昆虫食だとも言われていますが、昆虫の畜産(?)が広まれば、イメージも変わるのかな?

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畜生とは動物だけでなく虫や魚も含めた人以外全ての生き物を指します。
悪行の報いで死後に転生する畜生道では本能のままに生き、他者に使役される事から仏の教えを得られない救われない世界とされています
個人的には動物にも仏性はあると思うので、悪道を動物の世界に例えるのは少し可愛そうですね

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煩悩や苦しみに満ちたこの世界に気付かず,日々の享楽にふけっている様を,
今まさに燃えている家 (火宅) の中で,子供が遊んでいる事に喩えた言葉で、
法華経に説かれた7つの喩え、法華七喩(ほっけしちゆ)の一つです。
芥川龍之介の邪宗門では妻のある僧侶、妻帯僧を「火宅僧」と記述しています。

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