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もう一冊は、映画の大反響にお応えして、『ケーブル&デッドプール:桃色の誘惑』。内容は、前巻『こんにちは赤ちゃん』の続きとなっており、デッドプール洗脳事件の真相が明らかになります。洗脳が解けても、全然そんな気がしないのがデッドプールらしい。
日本版オリジナル編集として、『スポットライト:ショックウェーブ』『同:サウンドウェーブ』も収録。ショックウェーブ編にはグリムロック率いるダイノボット軍団も登場。IDW版の彼らは、ビーストウォーズを彷彿とさせる生っぽさが特徴。
敵役のポジションは、当時のオートボット警備隊を率いるセンチネル・プライム。面倒なことは副官のプラウルに押しつける、あまり下にはつきたくない感じの上司です。オプティマスの前身のオライオン・パックスの方が、この時点では階級はプラウルより下なのが面白い。
中盤では、オプティマスとメガトロンの知られざる過去が明かされます。このパートの読み応えがあり過ぎで、今回のクライマックスと言っても過言ではありません。
スパイ映画全盛時代だけに、秘密兵器が目白押し!色が変わる車なんて、007を先取りしてます。というか、やはりアメコミだけに、ここはジェームズ・ボンドより、マット・ヘルムかデレク・フリント風と言った方がピッタリくる感じ。
ニールのもう一つの見どころは、センスの塊のようなメカ描写。スター・ウォーズの影も形もなかった1971年にこの迫力!ニール独特の金属のテカリ具合といい、煙や爆発の広がり方といい、この時代にこの描写力は、もはやミュータントのレベル!
ニールと言えば「怒り顔」。今回も、様々な怒り顔を堪能できます。ああ、この下唇!真ん中のオッサンなんて、オッサンが怒鳴ってるだけなのにかっこいいどころか、今、この場で怒鳴られたかのような臨場感、スピード感まで伝わってきます。というか、動いてます!
でもって、本編はこちら。えぇ、仰りたい事は重々承知しておりますが、慣れれば、これはこれで愛嬌があるんですから。アメコミでは珍しい、女子大生モノというのもポイントではないかと…。
復活したメガトロンは、これまで以上の知能派で、オプティマスを精神的にジワジワと追い詰めていきます。悪役が強い007映画は面白いの例えの通り、純なオプティマスを翻弄する破壊大帝のドSっぷりが癖になります。もちろんオプティマスも黙ってないので、バトルはかなりヤバい方向に!
シリーズ第1巻「フォー・オール・マンカインド」では損な役回りだったホットロッドが名誉挽回に挑む第1話からスタート。表紙に出ているので隠しようもありませんが、復活したメガトロンが立ちはだかります。