山崎雄介さんのイラストまとめ

見た目じゃわからないけど

心の状態はマイナスなんだ

マイナスからゼロに戻すのはものすごくエネルギーがいて

それをできるできないや普通の基準に当てはめて比べるのは間違いなんだ

単純に“生きる”ということがどれほどすごいことか

命の頑張りに基準などないと僕は信じている

生きることの覚悟が足りない人がいると云うなら

僕らは皆もうとっくに覚悟を決めて

生きているんだと思う

産まれるというのは

そんなに生半可なことではない

産まれることも

生きることも

等しく壮絶なことであり

そのどれもが覚悟というには

十分過ぎるほどに

皆の命はもうすでにたくましい

選ぶ道に正解も不正解もない

どんな道を選んでも

笑う瞬間はあって

どんな道を選んでも

涙が溢れる夜がある

何をどう見積もっても

一度きりの人生で

二度と戻れぬ人生で

後悔だけはできるだけしたくないから

どんな道であっても

自分で選ぶ方がいい

何が正しいか分からなくなる時がある

正しさは変わってしまう事があるから

そんな時は

間違っていると思える方には出来るだけ進まない

立ち止まってもいい

休んでもいい

大きく深呼吸してみたら

自然と見えてくるものもあるからさ

あなたの我慢が今誰かを救っても

いつかあなたのその我慢が爆発した時

大切な人を傷付けるかもしれない

そして何よりあなたを深く傷つけてしまうから

そうなってしまう前に

どうかあなたが我慢しすぎないよう

ちゃんと発散できる場所がありますように

自分には何もないと思う時

何もないことを気付けるほど

繊細な心を持っていることに

僕らは気付いていない

その心で見る世界は

誰よりも些細な変化をとらえていることに

僕らは気付いていない

その心は何かをするにあたって

もっとも大切なスキルになっていることに

僕らは気付いていない

君が君を生きる感覚は

君だけのものだ

無理をして誰かの基準に

当てはめなくてもいい

君のその君だけの感覚を

大切に表現してごらん

誰がなんと言ったって

それが唯一無二の君らしさなんだ

心は目に見えないから

隠してしまうとなかなか気付かれることはない

自分で上手に隠しているのに

僕らはいつも気付いてほしいと泣いている

一人ぼっちで泣いている

本当はみんな同じで

その涙の跡に気付く術をもっているから

一緒に孤独を分け合って

僕らは今を共に生きている

人生にはどんな場面にも

どんな状況にも良さや悪さがある

学校に行ってわかる良さや

学校に行かないでわかる良さや

走ったり休んだり

その場所でしか感じることの出来ない良さが

どんな場所にも必ずあるから

皆違う場所にいる者同士

否定なんてし合わないでさ

互いの感じる良さを話し合おうよ

覚悟があろうとなかろうと

僕らは皆命がけで生きている

それに気付こうと気付きまいと

それはとても勇敢なことだ

恐れて当然の世界で

それでもあなたが笑うから

それでもあなたが生きるから

人はただ無力なだけじゃないと

そんな可能性を感じてしまうんだ